「バリバリRC伝説」

Lap 2〜HARM FX-1に挑む!
 
一度やると決めたら、とことん突き進むのが私の性格。「あんたなぁ〜あんだけF1は、コテコテにはしないって言ってたくせに、どうなっちょんの?結局はこうなるんじゃん!」というみんなからの声がビシバシ聞こえてきそうだが、案の定、そうなった。

だってハチイチ全日本前から、ショップ内に展示されていたHARM FX-1が私に向かって話かけるんやもん。「早くお前の手で、おれを解き放ってくれ〜!」みたいな・・・(笑)。

「そげぇ言うんじゃったら!」と、9月7日(土)、いよいよ組み立てにかかった。作業テーブルの上に車を運び、まずは半完成済みのシャシーから、すべてのパーツを取り外した。いつものとおり、動きの渋さを取ると同時に、細部の作りや仕組みを確認するためだ。

しかし、いきなりつまづいた!シャシー下部のビスを外そうとしたところ、あまりにも固いので、力まかせに「おりゃぁ!」とドライバーを回したら、HUDYの2.8mmプラスドライバーの先がヘシ折れてしまった・・・。さらにスペアドライバーで渾身の力を込めてまわしたら、ネジ山をつぶしてしまった・・・。

「あちゃぁ〜!やってしまったぁ〜!」

この日、Kawasemi.Jrに来ていたMORITOYANやSei.アーバインに、「ネジ・レスキュー」や電動ドライバーを借りて、何とか外すことができた。

FG F1が一体型のシャシーになっているのに比べ、HARM FX-1はご覧のとおり、セパレートとなっている。さらに大胆に肉抜きされたシャシーは、精悍でとっても男前!さっそく贅肉をそぎ落としたそのシャシーを計量してみると、1.42Kg。FG F1のシャシー重量は計量したことがないのでわからないが、かなり軽いと思われる。

結局、この日はビスを外すのに手間取り、ここまでしかできなかった。翌日からはメカ類の搭載、そして細部の組み立てに入る!

片付けが終わって、みんなでいろいろ話をしていたところ、3PKの話題になった。「これってすごいらしいよね。いろんな機能が追加されてるらしいじゃん!」。

「でもねぇ〜この見た目が・・・」と言ったのは私。

メーカーの方がもしご覧になっていたら、申し訳ないけど、見た目が私の好みではない。そこで私は「このゴールドのケース部分が、カーボンだったりすると、すげぇかっこいいよね!誰かカーボン調のシート持ってない?」と尋ねると、幸か不幸かSeiさんが「オレ、持ってるよ」と一言。「しまったぁ〜言わなきゃよかった!」と思っただろうけど、もう遅い!

私は目を輝かせながら、「これに貼ったりしてもらったりしたら、とってもうれしいんですけど・・・」。

「いいよ!」と二つ返事で引き受けてくれたSeiさんは、さっそく3PK カーボンケース仕様の製作に、その夜から取りかかってくれたのであった!


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