Aメイン決勝レースは30分。スタート直後からTQの岩本選手、2番GRIDの林選手、3番GRIDの横山選手、4番GRIDの穴見選手が集団から抜け出し、トップグループを形成。
トップを走る岩本選手を林選手が追うも、ただ一人24秒台というベストラップを序盤から叩き出した岩本選手が、コンマ5秒ほど速いアベレージで、2位の林選手との差を広げていく。
動きがあったのは20分過ぎ。トップを走る岩本選手から一時は12秒もの差をつけられた林選手が、徐々にその差を詰めてくる。モニターからも1周のラップタイムでコンマ5秒ずつ縮まっているのが確認された。岩本選手が意図的にペースダウンしたかに思えたが、そうではなかった。23分過ぎには、その差が一気に3秒差まで縮まり、トップ岩本選手を射程距離内に捕らえた林選手。24分過ぎには岩本選手を一気に抜き去り、このレース、初めてトップに浮上した林選手は、そのままぐんぐん差を広げていく。
3番手争いを繰り広げていた横山・穴見両選手であったが、横山選手が岩本選手をパスし、2位に浮上。トップを走る林選手の追撃体制に入るが、26分過ぎ、シケインの中でまさかのストップ!そのままリタイヤとなってしまう。
レースは、終盤トップに立った林選手が、給油作業でもガンを使い、他を圧倒!終始安定したレース運びで、見事トップでゴール。Kawasemi.Jrでの初優勝を飾った。2位には、ペースダウンした岩本選手を交わした穴見選手。3位には岩本選手が入った。
表彰は、岩本・横山両選手が賞典外のため、3位には岩崎選手。以下、順位が繰り上がりとなった。
|