スタート直後、1コーナー付近で数台の接触があり、予選TQだった苣木選手は、その際に?足回りを破損し、ピット作業を余儀なくされ、大きくスタートが遅れてしまった。その混乱を抜け出し、トップでコントロールラインを通過したのは、古川選手。その古川選手を安部、横井、柚野選手らが追う展開となる。
3分過ぎだったか、2番手に上がった横井選手が、トップを走る古川選手の背後に迫り、トップ争いを繰り広げる。そして迎えた4分過ぎ、古川選手を交わしてトップに踊り出た横井選手。が、しかし、5分過ぎ、給油を終えピットレーンを出たところで、まさかのエンジン・ストール!番手を大きく落としてしまう。
再びトップに立った古川選手を、今度は2番手に浮上した柚野選手が徐々にその差を詰め、14分過ぎには1秒差まで詰めより、最後の給油を終えての2台の勝負になると思われた。
が、ここでホームストレートを立ちあがっていく柚野選手の車は、大きくコースアウト!無念のリタイヤとなってしまう。
レース終盤、ペースが落ちてきた古川選手を7番グリッドスタートだった中川原選手がその差を詰め、ラスト2分で3秒差まで近づいてくるも、タイムアップ。
再三、他車からのプレッシャーに耐え、安定した走りを見せた古川選手が見事トップでゴール!2番手には2秒差まで詰め寄った中川原選手。3番手には2度のエンジンストールを克服し、驚異的な追い上げを見せた横井選手が入った。
|