SW野郎の「バリバリRC伝説」

LAP6〜フロントブレーキ装着その1

フロント周りのチェックが終わり、引き続きフロントブレーキの装着に取りかかる。ここで誰しもが「SW野郎のことだから、また、前後、油圧ブレーキセットにするんだろ?」と思うだろうけど、今の私はちょっと違う。F1は前後ともワイヤーでいこうと思う。というのは、F1用の油圧ブレーキセットの在庫がないのも理由のひとつだけど、これまでツーリングで油圧を使ってきて、強力なストッピングパワー、そしてビス2本で脱着できるというメリットがあるけれど、どうしても微妙な利き具合の調整だできないとか、デメリットもあるわけで、まずはワイヤーブレーキの全てを知り尽くしたうえで、限界を感じるのならば、油圧に変更しようと思っている。
フロントブレーキを装着するために、まずフロントアップライトを樹脂からアルミに交換する。理由としては、やはりワイヤーとはいえ、ハードなブレーキングをするわけで、アップライトにかかる負担が大きいからである。ここでいつものごとく、樹脂とアルミとの重量の比較をしてみたところ、樹脂のアップライトはセットで20g、アルミだと倍の40gある。明らかに樹脂の方が軽いけど、強度的にここはアルミにせざるを得ない。写真左は、アップライトの比較。左からFGコンペ用、F1用、F1用樹脂となっている。アップライトもコンペ用を持っていたので、流用できないかと思ったが、アームの部分の長さが違うため、使用できない。アーム単体で発売されていればいいけれど、とりあえずF1用を購入した。

写真中央は、樹脂のアップライトからベアリングを外しているところ。どうやって外そうかと悩んだが、アップライトをしっかり持ち、マイナスドライバーでこじるようにしたら、簡単に外れた。

写真右は、アルミのアップライトにベアリングを入れるため、バーナーであぶっているところ。時間にして20秒くらい。すかさずアクスルシャフトにベアリングをはめ、冷めないうちにアップライトにベアリングを入れる。樹脂には付いていないけど、アルミにはアクスルシャフト用のカラーが必要なので、忘れずにいれないといけません。ちなみに世界戦の時は、ドイツチームなんか、あぶらずに、腕力で押し込んでいたと聞きました。はずす時も、「ガンガン」と3回ほど叩けば、抜けたそうな・・・。
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