KS-Guyの「バリバリRC伝説」

LAP20〜ジョーダンVSフェラーリ

先週の土・日の両日、鹿児島からJINくんがF1を持ってKawasemiに乗り込んできた。目的はもちろん、昨年末シェイクダウンした彼のコテコテF1のセットを煮詰めるためである。この日は朝から暖かく、絶好のRC日和。私は出初め式が終わり、昼過ぎにKawasemiに行くと、ジョーダンVSフェラーリのバトルが始まっていた。JINくんは、油圧ブレーキの調整に時間を費やしている。強力なストッピングパワーを発揮する油圧ブレーキであるが、微妙な効かせ具合が難しいとか、時として片効きしてしまうとか、私もFGコンペではかなり悩まされた。でも、レース中に熱ダレして効きが悪くなるとかいうことは皆無だし、ワイヤーがいいとか、油圧がいいとか、一概には言えないところである。

両者に共通して言えることは、前後のブレーキバランスは3:7でリヤを強めにかけるということ。これはコースによってとか、路面の状況によって異なるが、フロントブレーキを強く効かせ過ぎると、ブレーキを握ったままコーナーに進入しようとしても、車が曲がってくれない。それを解消するためには、フロントのブレーキを弱め、ブレーキをかけた状態でステアリングを切ったときに、フロントが入ってくるようにしたい。最近知ったことなのだけど、3PJではABSを使えるけど、ステアリングを切った時だけABSにするというセットができるという。これだと、フロントブレーキを強く効かせていても、コーナー進入時にはABSが働き、フロントが入ってくることになる。これは実際にやったことがないので、今後、試しにやってみるので、その結果は報告したい。


ブレーキの感触がよくなったJINくんのジョーダンであるが、とうちゃんのフェラーリの方が速い。エンジン&プーリーの枚数は一緒だが、ショーダンにはミエルケのチャンバーがついている。やはり金属パーツで武装したコテコテ仕様のため、フェラーリよりも1kgほど重くなっているのが原因か?JINくんの表情からして悔しさが溢れている!それに比べ、とうちゃんの方は、してやったりの笑顔。「やっぱぁ〜軽くないとね!」。しかし翌日、私は予想だにしない光景を目の当たりにするのであった!
<< BACK NEXT >>