KS-Guyの「バリバリRC伝説」

LAP21〜ジョーダン>ハーレー>フェラーリ

とうちゃんの圧勝に終わった土曜日。JINくんの悔しさは、手に取るほどよく分かる。「やっぱ、F1はノーマルの方が速いのかなぁ・・・」と弱気な発言をしていたJINくんであったが、翌日は、一気に形勢が逆転していた。何と、とうちゃんのフェラーリがコーナーごとにJINくんのジョーダンに離されていく。コントロールタワーを降りてきた二人は好対照。「もう、一緒に走らん!」ととうちゃん。いったい何がどうなったのか?

実はJINくんは、19Tから18Tのプーリーに変更していたのだが、これがどんぴしゃ!大正解。Kawasemiくらい大きなサーキットだと、19Tでも問題ないと思っていたが、1つ違うだけで、立ち上がりが全く違う。もちろん、ミエルケのチャンバー効果もあるのだろうけど、ここまで違うのか!

この日は、Bugsy-kさんもテストに参加。ミエルケのチャンバーに交換し、JINくんと同じく18Tのプーリーで走らせる。とうちゃんも再びコースインしたが、やはり結果は同じ。kさんのハーレー・カラーのF1についていくのがやっとという状態。こうなるとKawasemi.Jrではプーリーは18Tが基準となる。

しかし、良いことづくめではなかった。JINくんもkさんも、同じトラブルが発生。何やらクラッチベルのあたりから、異音がしている。メンテナンス台に車を乗せ、両手でリヤタイヤを回してみると、何か引きずるというか、干渉しているような音が・・・。

ノーマルのFG F1のクラッチベルは、ツーリングとは異なり、支持するために、エンジン部分から伸びたシャフトを通す構造になっている。ベルトストレッチャーを固定するネジを締め込んだ部分が、変形し、それが干渉して異音を発していたようである。その部分を削り、グリスを塗ることで解消したが、ベルトストレッチャーで固定するノーマルF1だと、どうしてもこの部分は、神経質にならざるを得ない。でも、とうちゃんのF1は問題ない。プーリーを18Tに替えたためか、はたまたチャンバーに替えたためか、あるいはエンジン搭載位置の問題なのか、よく分からない。これを解消するためには、NEWパーツとして発売されている新しいクラッチベルと、それを支持するオプションパーツに交換する以外ないと思われる。しかし、これはかなりの重量で、おまけにセットで揃えないといけないので、悩むところ。

トラブルは、とうちゃんにも発生。マフラーステーが2日間で4つも折れてしまった。そこで左の写真のようにベルトストレッチャーとの間にクッションを置き、マフラーを固定する方法を取った。

更に、クラッチベル側のストレッチャーを固定しているビスが、マフラーと干渉し、マフラーが削れてしまっている。そこで皿ビスで固定したとうちゃん。そのほか、ノーマルデフからは、グリスが飛び散っていた。

まだまだF1に関しては未知なところがたくさんある。実際に走らせてみながら、不具合をひとつずつ検証し、対応していく必要があるのだ。
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