「バリバリRC伝説」

Lap 16〜F1GP第4戦を終えて
 
  

予選・決勝を通じて、ず〜とウエットコンディションだった第4戦。雨天であったために、防水対策を施したにも関わらず、電波トラブルやサーボトラブル、さらにはエンジントラブルに泣いたドライバーが多かった中で、HARM FX-1はノン・トラブルで決勝を走り切り、デビュー戦を優勝で飾ることができた。

でもウエットコンディションでのレースの代償は大きく、レースの翌日、ボディをはぐると、FX-1は見るも無残な姿となっていた。サスアームやピロボール、さらにはファースト・ワンのチャンバーまでもが赤いサビが出ている。シャシーやバルクは輝きを失い、ベアリングはゴリゴリ状態・・・。そのままボディをかぶせて、見なかったことにしようかと思ったけど、これじゃぁFX-1が可哀想だ!と気分を取りなおし、メンテに入ったのであった。

全てのパーツをバラバラにして、しばし腕組み。「どげぇしようかなぁ〜これ・・・」。

そんな私の目に入ったのが、あの「バフ・マンダム」。それって、何?って思う人のために説明すると、私がFGコンペをやっているときに、トシゾー店長から「これ使ってみ!もう涙もんで!」とすすめられた「NEVR-DULL」というMAGIC WADDING POLISHのこと。要は、これを使って金属部分を磨くと、「う〜ん、マンダム・・・」と思わずつぶやきたくなるくらい、それはそれはすごい輝きになるというヤツなのだ。左の画像のように、缶の中には何やら液体をしみ込ませた綿のような繊維が入っており、これを適量摘み取り、金属部分を丁寧に磨いたのち、ウエスなどでふき取ると、「ピッカピカ〜」になるのだ!
 
 
それからというもの、毎日のようにバラしたパーツを、何かにとりつかれたように磨き始めた私である。Kawasemi.Jrに集まるみんなに、「見て!見て!どげぇ?すげぇじゃろ!」と輝きを取り戻したパーツを見せる私に、最初は「おぉ〜すげぇじゃん!」と感心してくれた人も、Kawasemiに来るたびに、「ほら、ここもこんなになったんで!」と見せる私に「あんた、まだしよんの?」、「そげぇ綺麗にしたって、最終戦は雨で!」とか言うようになった。

FX-1はいまだにバラバラ状態。果たしていつ組みあがるのだろうか・・・。

 
そんな私が新たに手に入れた秘密兵器がHITECから発売された「デジタルサーボ・プログラマー」!読んで字のごとく、デジタルサーボのプログラムを書きかえる機器なのだが、これで何ができるか?それは次のとおりである。

◆工場設定値の変更
◆デッドバンド幅の調整
◆サーボ回転方向の切り替え(時計回り、反時計回り)
◆回転スピードの変更(速く、遅く)
◆フェイルセーフの入り切り
◆エンドポイント、ニュートラルポイント、フェイルセーフポイントの設定
◆受信機からサーボへのパルス測定
◆受信機からサーボへの電圧測定
◆オートマティック(マニュアル)サーボ作動テスト


 
「別にその機器を使わなくてもプロポ側で設定できるんじゃん!」なんて言われると「それもそうやなぁ・・・」とテンションが下がっていく私であるが、実際に使ってみたインプレもおって紹介したいと思う。
 
さらにもうひとつ!オークションで落札したRothmansのジッポ!1996年にTeam Rothmans Williams RenaultがF1でドライバーズ・チャンピオン&コンストラクターズ・チャンピオンになったのを記念して限定発売されたジッポなのだ。ロゴマークや文字はメッキではなく、手作業で金の流し込み作業を施しているという代物で、裏面にはシリアルNo.も入っているのだ!

落札したのは実はこれだけじゃない!ほかに何を落札したかは、最終戦で公開したいと思うので、それまでお楽しみに!

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