「バリバリRC伝説」

Lap 20〜F1GP最終戦を振り返る!
 
  
F1GP最終戦、いや、コスプレGP最終戦に臨むにあたり、わがチームRothmansは今年1年の集大成を!ということで、私はセナ・キャップに先日紹介した本物セナ・ジャケットに身を包み、さらにレーシングスーツに見せるために、持っていたカルソニックのツナギをハサミでジョキジョキ切って、ズボンの部分を装着!聖英喜こと博多の松ちゃんには、デーモン・ヒルのキャップとスパルコ製のRothmansジャケットを!チーフメカニックのあだたくちゃんはRothmansキャップに、カナダGPで使用したという本物Rothmansブルゾンを!

そして極めつけは、イングランドからチームRothmansのジェネラル・マネージャーことMr.シンプソンを迎えたのである!

「な、何や!ジェネラル・マネージャーって・・・!?」

シンプソンさん(写真右)は、大分市内で長年、英語の先生をされているのだが、この日お会いしたのが実は2度目。初対面は、いつだったかなぁ・・・。私がKawasemi.JrでHARM FX-1を磨いていた、とある日曜日?、シンプソンさんが奥さんとKawasemi.Jrの前を通りかかったとき、その日、コースを走らせていた、ひわっちさんの1:5を見て、すごく興味を持って、ショップに足を運ばれた日だった。

私は、軽く会釈をしただけだったけど、シンプソンさんが店内に並んだF1や1:5ツーリングカーを興味深げにご覧になっていたので、いつものおせっかいモードにスイッチが入り、いろいろお話をお伺いしたのだった。

シンプソンさんは、F1が好きで、過去何度か実際のレースを観戦されたことがあるそうで、「それじゃったら!」ということで、初対面だったけど、ここKawasemi.Jrで12月22日に今年最後のレースが開催され、私はRothmansのボディで参戦すること。ほかにもFerrariやBMW、JordanにJaguar、BAR、RENAULTといったチームが勢揃いすること。F1だけでなくツーリングカーも走ること、その迫力は実車以上!などなどをお伝えし、最後に「お時間が許せば、ぜひ観戦に来てくださいね!」ってお誘いしたのであった。

もちろん、シンプソンさんは日本語を話せます。

そして迎えた最終戦当日、昨日からの雨は上がったものの、とても肌寒く、いつものレースに比べ、通りすがりのギャラリーも少なく、「(シンプソンさんご夫妻も)今日はお見えにならないだろうなぁ」と思っていたのだが・・・。

1:10GPツーリングのAメイン決勝レースの時、車を救出にピットからコースに出た私は、1コーナー付近でレースを観戦されているシンプソンさん夫妻を発見した!うれしくなった私は、そのレースが終わってすぐにシンプソンさんのもとへ。

「ビッグ・サイズのレースはいつですか?」の問いかけに「この後、ありますよ。よろしかったら私たちのパドックへ一緒に行きましょう!」と半ば強引にお誘いしたうえに、私の着ていたジャケットをシンプソンさんに(無理やり!?)羽織ってもらい、この瞬間、チームRothmansのジェネラル・マネージャーが誕生したのだった!

おそらくシンプソンさんにしてみれば、何が何だかわからぬうち、場違いな格好をしたヤツに無理やりジャケットを着せられ、ジェネラルマネージャーに仕立て上げられ、さらには表彰式まで付き合わされ・・・、本当、迷惑だったのではないかと、深く反省しております。

でもみんなからは、「本物のRothmansチームの人が来てるでぇ〜!どうするん!」なんて言われるくらい、シンプソンさんはすごく存在感があった。もしも今回、レースを身近にご覧になられて、RCカーレースに興味を持っていただけたなら、来シーズンもチームRothmansのジェネラルマネージャーとして、私たちと一緒にレースを楽しんでいただきたいと思うのですが、いかがなものでしょう・・・。

F1GP決勝レース前、ホームストレート上に勢揃いしたF1パイロットたちとスタッフ、そして10台のF1。私たちチームRothmans以上に気合が入っていたのは、溝上シューマッハ&山崎バトンのチームRENAULTでした。

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