「バリバリRC伝説」

Lap 20〜F1GP最終戦を振り返る!
 
  
レースの方は、リザルトに書いたとおり、TQだった私はスタートに失敗。よそ見をしていたわけじゃないんだけど、もた〜としたスタートとなり、1コーナーで2番GRIDのチームRENAULTのバトン頭を押さえられてしまった。さらには、ウオーマーで十分温めたはずのタイヤが冷えてしまったのか、3コーナー目で車が大きくスピンしてしまい、あっという間に7番手まで後退してしまった・・・。

トップでコントロールタワーを通過したのは、バトンことしゅうちゃん。LAP19で紹介したが、PAINT HOUSEのむらさきさん作のRENAULTボディを駆るしゅうちゃんは絶好調!初参戦ながら予選では見事2番GRIDを獲得!常に笑顔をたやさないしゅうちゃんであるが、いつにも増して満面の笑みだ。

好調といえば、チームメイトのシューマッハことKoちゃんも2番手でコントロールラインを通過!チームRENAULTがワン・ツー体制だ!Koちゃんは内心「ざまあみさらせ!GUN-Boy〜!」と思っていたに違いない(笑)。

集合写真を見ておわかりのように、チームRENAULTは、お揃いのジャケットに身を包み、さらにはフラッグやバナーも準備して、極めつけは奥さま方がキャンギャルに!この二人に共通しているのは、家族でRCカーレースを楽しんでいるということ。いつしかそれがKoちゃんとしゅうちゃんはもちろん、奥さまやお子さんを含め家族同士のお付き合いをされており、私にとってはうらやましい限りだ。

そんな二人をはじめ、最近、サーキット走行やレースに奥さまやお子さん、あるいはガールフレンドと一緒に参戦する選手が増えてきたのは、とってもすばらしいことだと思う。うまく言葉で表現できないけど、休日に大切な人と一緒にサーキットで同じ時間を共有するというのは、去年、世界戦での光景、雰囲気と同じだから。


世界戦では、コントロールタワー上やピットエリア、そしてパドックの中は戦場だった。しかし、ひとたびその場を離れ、芝生のスタンドに移動すると、家族連れでRCカーレースを楽しんでいるギャラリーたちで埋め尽くされ、子どもたちからお年寄りまでが、選手たちに熱い声援を送っていた。それはドライバーやクルーたちだけではなく、ギャラリーも一体となってレースを盛り上げている雰囲気がそこにはあった。

最終戦では、1:5F1クラスに限らず、他のクラスでも家族で参加されている選手がいらっしゃった。大切な人からの声援は、すごく力になると思うし、何より励みになる。

そんな意味で、大切な人からの熱い声援に応え、すばらしい走りを見せたのが、ジン・アレジこと悪ガキだった。シーズン開幕前は、シリーズチャンピオン候補No.1だった悪ガキ。何といってもコテコテF1に仕上げ、気合いの入り方は、私以上だった。しかしシーズンが始まり、第4戦まではなぜかトラブルに見舞われ、思うような走りができないままでいた・・・。

でもそんな彼のそばには、いつもAKIちゃんの姿が。アレジのそばに寄り添うゴクミ、グンのそばで声援を送る歩惟ちゃんのように、悪ガキの優勝を願って・・・(これって私の想像ですが)。

「AKIちゃんは、低迷するJordanに見切りをつけ、来シーズンはFerrari、あるいはRothmansに移籍かぁ〜」なんてトシゾー店長がMCでしゃべっていたが、悪ガキやAKIちゃんの内心は穏やかではなかったはず。

レースは、アレジの快走を誰一人止めることができず、見事ぶっちぎりで最終戦を飾ったのだった!



 
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