KS-Guyの「バリバリRC伝説」

Lap30solo VS 230RC

3月16日(土)、FG CUPザ・九州開幕戦に出場するため、SPK四天王?こと秋山店長、竹谷さん、ペガサスさん、そしてチョロリンさんのF1勢4名+サポーター?のみなさんがKawasemi.Jrに到着。その知らせを受け、私はアクティブツアーの準備をすっぽかして、ゼノア230RCを搭載したF1の走りこの目で確かめるべく、みなさんと一緒に走らせてみた。

結果から言えば、soloを搭載した私の車と、秋山店長、竹谷さんの230RCを搭載した車との差は、さほどなかった。なぜそれほどに差はなかったのか?ひとつはプーリーの枚数の差。私は18Tであるが、竹谷さんはキット標準の19T、店長は17T。ふたつ目はデフ。私はHARMのレースプロデフに換装しているが、お二人はキット標準のノーマルデフであった。やはりレースプロデフの効果は絶大で、他の車よりも前に出ているように思えた。そして3つ目は、お二人がまだコースに慣れていなかったこと・・・。事実、コースにも慣れた翌日のレースでは、竹谷さんが予選TQ、決勝レースでは店長が優勝、チョロリンさんが2位と上位を独占したのであった。

タイムも予選では33秒前半のタイムを竹谷さんがマークし、F1でのコースレコードを樹立。ピニオンが18Tだったら、32秒台のタイムも出ていたかもしれないし、店長は店長で3Pクラッチ(F1用)のシューが1枚剥がれ、しかたなくミートポイントを一番低くセットしていたから、これがベストなミートポイントだったら、店長のタイムも更に縮まっていたと思われるし。さらにデフやチャンバーを換装した日には、恐ろしく速くなることは目に見えているのである。

あとは昨年、夏場にパーコレーションで何度も泣かされた230RCが、F1ではどうなのか?ということ。F1はエアクリーナーが直接外気を吸うし、両サイドのラジエターグリルからの外気でエンジンの冷却効果もあるかもしれないから、問題はないかも!?いずれにしても、230RCは魅力的なエンジンである。実車F1の世界のようにハイパワー化が進む1:5F1にあって、せめてチャンバー効果でも!と思った私は、ショップにあったミエルケのチャンバーを手にしたが、思い直して購入をあきらめた・・・。

エンジンを交換したり、チャンバーに換えることで、パワーは稼げる。でもストック状態(とは言えなくなっているが)の車をいかに速く走るようにセットできるか!その上で必要なオプションパーツを組んでいく。これが今年の私の課題である。

エンジンパワーに対抗するためには、インフィールドでいかにその差を縮めることができるかがポイントとなる。MIYAさんが撮った先日のザ・九州開幕戦VTRを見たら、セクター1(計測ライン〜ホームストレート〜左のインフィールド)とセクター2(シケインへの立ち上がり〜バックストレートエンド)では、230RCを搭載した2台の車が圧倒的に速いのであるが、セクター3(左のインフィールド〜最終コーナー)までは、チョロリンさんやとうちゃんがその差を縮めていたように見えた。やはりアライメントを含め、足周りのセッティングが重要なのだ!パワーが上がれば、上がるほど、足周りのセッティングは大切になってくる。昨年、FGコンペを走らせる私が、とうちゃんのエコストックに追いつけなかったのも、うまくパワーを伝えることができなかったからだと思う。

これまで足周りのセッティングを煮詰めるため、ラウターバッハのダンパーをテストしたり、サスペンションレバーのシブさを解消するために、ダンパーレインフォースを取り付けてみた私であったが、やはりそのシブさは解消できていない。

そこで
KEIさんから教えてもらったようにサスペンションレバーのベアリング化を図るべく、これまたKEIさんに無理言って調達してもらったベアリングを取り付けようとしたのであったが、残念ながら樹脂のサスペンションレバーには取り付けできず、オプションとして発売されているアルミ製じゃないと合わない!「それって当然じゃん!樹脂パーツのどこに使うのさ!?」って言うKEIさんの姿が目に浮かぶ。アルミ製のサスペンションレバーにはカラーが入っているが、それを取り除いて上下にベアリングを入れる。それだけではビスを取り付けた際にガタが出るので、内部に別のカラーを入れなければならない。

ショップ内に在庫してあるアルミ製のサスペンションレバーをいったんは手にした私であったが、これまた購入を断念。「樹脂パーツは樹脂パーツで何か方法があるはずだ・・・」と意地でもどうにかしてやろうと考えているのであった・・・。


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