SW野郎の「バリバリRC伝説・・・HARM BASIC編」

其の1〜基本はBASIC

今日(12月20日)、仕事から帰ると、23日(日)に開催されるアクティブフェスタ最終戦のエントリー受理証が届いていた。今年1年の締めくくりとなるこのレースに、私はHARM BASICを駆り、ストッククラスに参戦する。11月に開催されたHARMグランプリで、ドライブさせてもらったBASIC。そのインプレにも書いたが、「走る・曲がる・止まる」という車の基本が、このBASICにはあると思う。もちろんそれだけではない。走らせる楽しさ、レースで競う楽しさも兼ね備えたこの車に魅せられてしまった私である。「基本はBASIC」。昔、何かのコマーシャルのキャッチコピーだったと思うが、これからこの車でレースに参戦するが、その他にもいろんな楽しみ方を伝えられたら・・・と思う。

さて、今回、アクフェスのストッククラスに参戦するということで、HARMグランプリで走らせた反省も含め、まずは駆動系から見直していった。

BASICに搭載されているエンジンは、solo Basic。この前のレースでは、最長ストレートが80mを超えるKawasemi.Jrでは、トップ・スピードがFGエコ・ストックに比べ、明らかに劣っていた。考えられたのは、ギヤ比。FGが24T、40T、16Tの構成であるのに対し、BASICは24T、44T、17Tが標準仕様。これではトップスピードが劣っているのは当たり前。そこでFGと同じ構成にしょうと思い、交換するが、ピニオンギヤとスパーギヤのバックラッシュの関係で、24Tと40Tは使用できない。そこで25Tと42Tを使用することにした。ステアリングサーボには、Futaba5301、エンコンサーボにはSANWA VBをチョイス。早速、コースでシェイクダウンも兼ね、走行させてみる。

慣らしをすすめ、ニードルを徐々に絞っていく。ギヤ比を変更した効果はバッチリ!トップスピードもかなり速くなり、おそらくFGと比べてもほとんど差はないと思われる。ただし、コーナーの立ち上がりが、今ひとつだったので、ピニオンギヤを25Tから24Tに変更し、再度コースイン。立ち上がりも満足いくようになり、トップスピードの伸びもさほど変わらず、エンジンも良く回っている。その走りを見ていたみんなも「この前とは全然違うやん!すげぇ、良く走る!」とお世辞抜きで言ってくれる。車自体の動きは、レポートでお伝えしたとおり、とっても素直。安定したラップタイムを刻んでくれる。


しかし、マフラーを固定しているビスが脱落してしまった。この部分は、この前のレースでも気になっていたところで、今回、ビスを締め込んだ上にマフラージョイントチューブをかぶせて、脱落を防ぐ対策をとった。

タイヤに関しては、キットには接着済みのPMTが付属するが、シェイクダウンではGRPカットスリックのSX3とSX2を使用。タイヤの規制がないアクフェスでは、GRPカットスリックを使おうと思っている。スピードでは負けなくなった、BASIC。FGエコストックを向こうに回しての今度のレースがとっても楽しみである・・・。

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