もうひとつのハチイチ全日本選手権

FILE 2「FUEL GUN」の構造

ピットクルーの一番大切な仕事は、やはり燃料給油。勝ち上がり決勝は10分、1/2ファイナルは20分、そしてグランドファイナルは45分というレース時間で行われるが、5分〜6分の間に必ず燃料給油が必要となる。グランドファイナルともなれば、最低8回の給油が必要となり、その給油作業をいかに短縮するかで、番手が大きく違ってくる。

そこで登場するのが「フュエール・ガン」。燃料ボトルでの給油をガソリンスタンドと例えれば、このフュエール・ガンを使った給油は、さしずめF1の燃料給油か!事実、燃料タンクを満タンにするまで1秒もかからないという優れモノ。私が使用するのは、トシゾー店長御用達の「FUEL GUN(L.Collari Innotech)」である。

Collariブランドの「FUEL GUN」の全長は28cmでA4サイズのパソコンの横幅をほぼ同じ。重さは400g。構造は本体部分、先端部分、そしてトリガー部分から構成されている。
燃料は後方からポンプを使ってGUNに充填する。この時、燃料の量は、GUN上部のパイプで確認することができる。先端には燃料噴射口(直径1.3cm)と空気口が3つ開いている。トリガーを引くと燃料噴射口の弁が開き、GUNに充填された燃料が自重で噴射口から落ちる仕組みとなっている。燃料を充填した際、空気口から伸びたパイプを塞ぐため、燃料が漏れるのを防いでいる。

実際にトリガーを引いてみると、これが固い(重たい)。バネが強くなければ、給油した後に、燃料が後びく原因になるからであろうが、固く感じるということは一大事。昔、剣道をやってた私は左手の握力がベストで72くらいあったのだが、最近はプロポしか握らないため、かなり握力が落ちている。給油の特訓とあわせて、握力を、それも人差し指を鍛えるトレーニングを重ねなければ・・・いろいろやることが増えたGUN-Boyであった。

<<BACK TOP  NEXT>>