実際にハチイチのタンクへの給油の練習をすべく、Kawasemi.Jrに到着した私であったが、ここで大きな問題が。練習するためのハチイチがない!私が昨年の予選に使ったVECTORは嫁に出したし、全日本で使ったVECTOR-NTは見合いに行っている。そう、自分の車がないのだ・・・。どうしようかと思っていたところ、ふと目に止まった車が一台。そう、Bugsy-KさんのVECTOR-NT。貸していただこうと電話したがつながらない・・・。走らせて壊すわけじゃないから、事後報告でもいいですよね!?とBugsy-Kさんにテレパシー?を送りながら、ピットエリアに移動した。
Bugsy-Kさんは、1:5界では名の知られた存在であるが、そのKさんが今年になってハチイチを始めた。VECTOR-NTを購入し、目指すは全日本選手権九州地区予選突破!を目標に掲げ、まさに「これが出来たら・・・」に出演したお父さんのごとく、一生懸命に練習に励んでいた。結果は残念ながら予選通過とはならなかったKさんであるが、予選までの数ヶ月間、自分自身の目標に向かって、いろんな困難に立ち向かっていくKさんのその姿に、ひたむきさというか、情熱というか、勇気というか、男気というか、たくさんの熱いものをいただいた私であった・・・。「オレも負けるもんか!絶対にNo.1ピットクルーになるんだ!」。
ピットロードにボディをかぶせていないVECTOR-NTを置き、まずはイメージ・トレーニング。ハチイチ全日本選手権の開催地、BOSS
SPEEDはKawasemi.Jrと同じく右回りと聞いた。したがって車はピットへ右方向から入ってくる。私はこれまで燃料ポンプを使った給油では、左手で燃料タンクのキャップを開け、右手で燃料ポンプから給油していたが、これだと時間がかかってしまう。そこで考えた。右手でロールバーを持つと同時にタンクのキャップを空け、間髪入れずに左手に持った「FUEL
GUN」で給油!終わったら右手でピットロードに置く・・・。
う〜ん、これがいいかも知れない。ただ右利きの私が左手に「FUEL
GUN」を持ち、瞬時に給油口にあわせることができるか?何度となく右手でロールバーを持つと同時にキャップを開ける訓練を積み、いよいよGUNを使っての初給油。いつの間にか、傍らにトシゾー店長の姿が。「あのさぁ、考えたんやけど、右回りやけん、右手で取って・・・」としゃべっていたら、「うんちくはどうでもいいから、早よ、せぇや!」みたいな目をしていたので、神経を集中させて・・・スタート!
右手で取ると同時にキャップを開けるところまでは上手くいった!次は左手!しかし焦るものだから、GUNの給油口がタンクにきっちり合わない。その状態でトリガーを引いたものだから・・・。結果はご想像にお任せする。「あんたなぁ〜ぶわぁかじゃねぇんな〜!サーボや受信機トラブルで、もうリタイヤじゃわ」という言葉を残し、トシゾー店長はその場から姿を消したのであった・・・。
こりゃぁ、甘く考えすぎていた。イメージでは「こうやって、ああやって」と出来上がっていたのに、ボディをつけていない状態でうまくいかないなんて・・・。でもまだ始まったばかり。「千里の道も一歩から。高く掲げた目標をクリアするために、いろいろ考えている暇はねぇぞ!練習あるのみじゃぁ〜!とBugsy-KさんのVECTOR-NTから気合いを入れてもらった気がした私であった・・・。
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