もうひとつのハチイチ全日本選手権

FILE 5初計測の結果

初日の練習では、何はともあれ、左手に持った「FUEL GUN」を正確にタンクに合わせることを集中して練習した。2日目は、レンタルロッカー奥深くに眠っていたボディを引っぱり出し、車にかぶせての練習に移った。これがまた難しい。ボディがない状態と、ボディがある状態では難易度がかなり増している。わずかな隙間となったタンクキャップに、いかに右手の人差し指をかけるか?そして見にくくなったタンクへ、いかに正確にGUNの給油口を合わせることができるか?その点を集中して練習を重ねた。

3日目は、実際に給油を試みた。
ゆっくりではあるが、確実に燃料を入れることだけを頭に置く。しかしGUNのトリガーを離すタイミングが難しい。早く離してしまうと燃料にタンクが満タンとならないし、握りすぎているとタンクから燃料があふれてしまう。幾度となく練習を重ねていて気が付いたこと。「GUNの給油口をタンクに垂直にしっかりと入れてやれば、タンクが満タンになればGUNに燃料が残っていても、タンクから溢れることはない」ということ。

今考えれば当たり前のことなんだけど、給油を焦るあまり、GUNの先端がきっちりとタンクに合っていなかったため、トリガーを握ったままだと燃料が溢れていたのだ。時間がかかっても、1.右手で車を持ち、人差し指でタンクを開ける。2.車を体に引き寄せる。3.左手に持ったGUNの給油口を垂直にタンクに合わせ、4.トリガーを握る。5.満タンになったのを確認してトリガーを離す。6.GUNを抜く。7.タンクキャップから手を離すと同時にピットロードに車を置く。この1〜7までを声に出しながらの練習を繰り返す・・・。「あいつは何やってんだ!?」みたいな感じで見られていたが、そんなことはおかまいなし。ただひたすら黙々と練習を重ねる私であった。

そして4日目。仕事が終わってKawasemi.Jrに直行。その途中にやっとBugsy-Kさんに連絡がとれた。「実は、かくかくしかじか・・・」と事後報告する私に対して、やさしいKさんは給油の練習に自分のVECTOR-NTを使うことを了承してくれた。

Kawasemi.Jrに到着し、車から給油道具を降ろしていると、筋肉マン氏が「やあ、GUN-Boy!」と声をかけてくれた。私のこのシリーズを見てくれてるんだといううれしさの反面、プレッシャーを感じた私であったが、地道な練習を開始。筋肉マン氏が走らせるハチイチがピットエリアにいる私の前を通過するのを合図に、車を取り、給油をする練習をしていたら、「タイム計りましょうか?」と現れたユノピ〜氏。「そげぇ言うんじゃったらお願いするでぃ!」とMy ストップウオッチを持ってきた私。

するといつの間にかトシゾー店長の姿も。4日間でどれだけ上達したか、見に来てくれたのだ。ストップウオッチはトシゾー店長に渡し、ユノピ〜さんには、私の方へNTを転がしてもらうことに。緊張の計測1回目、自分の前に来たNTに手をかけたところから計測がスタート。GUNで燃料を入れ、再びピットロードに置くまでの時間を計測したのだが、やはり止まっている車と動いてきた車とでは、感じが全然違う。タンクキャップに人差し指をかけられず、もたついてしまい、結果は4秒後半。おまけに燃料は満タン入っていない。

「ここは、こうして、ああした方が速いんじゃないん?」「いや、やっぱりこうやろ?」今までいろんなレースが開催されたkawasemi.Jrのピットエリアで、真剣にこんなことを議論するのは、初めて!?

いつの間にか筋肉マン氏一行、そしてひろりんまでそばで見てくれている。ピットロード上での給油作業はペナルティの対象となることから、完全に車をピットエリア内まで移動させての給油を繰り返す。結局、この日のベストタイムは3秒20。練習4日目で、このタイムだったらまずまずかな?でももっとタイムは縮められるはず。GUNで燃料を放出するだけならコンマ7秒だから、当面の目標タイムは2秒中盤コンスタントでできるようになること。そして最終目標は、神の領域とも言える1秒台じゃぁ!

P.S チャレンジカップ1:5クラスのピットクルーとして、既に神の領域にいるユノピ〜氏が、どうしてもやりたい!っていう目をしてたから、やってもらったところ、やはりハチイチでも速かった!のでした・・・。

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