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Vol.10 Streetの快走、再び
 
  
シェイクダウン時のすばらしい走りがウソのように、思うように走らなかったHARM Street。いったい何がおかしいのか?それを解消するために、まずは足回りからチェックしていった。

トシゾー店長から「リヤブレーキの引きずり」を指摘された私であったが、もうひとつ、「フロントの左側の動きがおかしい!」と言われたのだ。その時、一緒にいた万太郎と「走らせただけで、何でそげんことがわかるん?」と二人で感心したのだが、実際にダンパーをチェックしてみたら、左側のサスペンション・リミッターのクリップが、バネを押さえる皿のくぼみに陥没しており、それで左右でダンパーの沈み具合が違っていたのだ。改めてトシゾー店長の観察力のすごさを実感した私であった!

さらにチェックはリヤの足回りに。左右のダウンストップ量が違うので、原因を調べてみたら、左側のロアアームが若干ながら反っている!これには原因があり、1コーナー進入時に、イン側をかすめようとゼブラに乗った際にバランスを崩し、車が2回転してカメがあお向け状態になったことがあった。おそらくこの転倒の際に、ロアアームに極度の負荷がかかり、反ってしまったのではないか?と思われる。

そこでショップ内でスペアパーツを購入すべく物色していた私であるが、そこで見つけたものは、「スペシャル・ロアアーム」! Street標準では、樹脂製であるが、このロアアームは、HARMのフラッグシップマシンであるSX-3に標準装備されているもの。今後、転倒した際にロアアームが反ってしまうことがないとも限らないので、考える間もなく手にした私であった。

このスペシャル・ロアアームは、ダンパー取りつけ位置が2通り選択できることから、車がより転がるように、ダンパーエンドを外側に取りつけた。

リヤのロアアームをスペシャルパーツに換装し、アライメント調整を施したStreet。2月9日(日)、午後からさっそく走らせてみたが、なかなかいい感じに仕上がってきた。この日は、ヒロヤネンと某1:5スペシャリストがKawasemi.Jrに来ていたが、彼らに車の動きをチェックしてもらうとともに、アドバイスもいただいた。

実はボディをつけて走行したのが、初めてだったこともあり、車がかなりロールしているのが確認できた。フロントのボトム量は、サスペンションリミッターを装着しているので押さえているものの、バネが弱いと思われ、イエローからレッドに交換。さらにバキュームチャンバーを装着し、トップスピードは伸びているが、もっと立ち上り重視の車とするために、ピニオンギヤを1枚落としてみた。

動きは格段によくなり、コーナー間のつなぎもスピードに乗るようになってきた。そんなこんなでいろいろ話していて、「ところでこれにGパイプ付けたら、いったいどうなるんでしょうね?」とヒロヤネン。その言葉は、私の封印を解いてしまい、その30秒後には、手元にGパイプが!(笑)。やはりコテコテ路線に走ってしまう私であった・・・。

さっそくノーマルのパイプから、Gパイプに換装する。HARM FX-1に装着されているファーストワンのパイプと同じく、このGパイプは、芸術品とも言えるようなすばらしいデザインである。果たして、その性能はどうなのか?

エンジンを始動させると、乾いた排気音がGパイプから響く。スロットルと軽く握っただけで、バキュームチャンバー効果もあるのだろうけど、するどいレスポンス!
実際にコースを走行させてみて感じたことは、トップスピードの伸びはさらによくなったが、これまで力不足を感じていた中・低速も格段に良くなった!スムーズな噴き上がりというか、確実に車が前へ前へと進んでいく。

こうして私のHARM Stree改(SX-2.705)は、更なる進化を遂げたのであった・・・。

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