頭文字(イニシャル)AD外伝
プロジェクトAD-X 挑戦者たち

Vol.3 善は急げ!
 
  
「スポコン仕様のアコードにしよう!」と大きく軌道修正した私は、HPを検索しまくった。そんな中で「スポコン」を特集した雑誌があるのを見つけ、いてもたってもいられなくなった私は、コンビニへと走った。

田舎であるがゆえに、21時を過ぎて電話が鳴ろうものなら「誰かや?こんな夜中に電話してくるのは?」と言うようなところに住んでいる私は、自宅に帰って、それから外出しようものなら白い目でみられてしまう。が、しか〜し!善は急げ。思い立ったら止まらない私は、「タバコを買いに行ってくる」といういつもの口実で家を抜け出たのであった。

「スポコンを特集している雑誌は、どれじゃ!?」と探すも、ありゃしない。お目当ての本はなかったが、他の雑誌を見ている中で、1台の車を見つけた。

その圧倒的なフォルムは、ものすごいインパクトを私に印象づけたのだ。

「これじゃぁ〜!これにしよう!」

その車こそが、「MOONEYES "RICE ROD"ACCORD」だったのだ!

自宅に帰り、パソコンの電源を入れて、Kawasemi.JrのBBSを見ると、Seiさんが悩みぬいた末の書き込みがあった。

「本当にアコード86トレノにするん?レビンじゃダメ?」って・・・。

すかさず私は、「スポコンで行きます!」とレスし、即、Seiさんに電話したのでした。

「Seiさん、スポコンって知ってます?」

「スポ根?」

「いやいや、スポーツ・コンパクトの略なんですけどね。それにしようと思うんですけど」

「あんたなぁ〜アコード86トレノ計画はどうするん?」

「いや、やめました!」

「やめたって、あんたなぁ〜・・・(しばし無言)」

「というわけで、今度、いつKawasemi.Jrに来ます?」

「・・・明日行く予定だけど・・・(超機嫌悪そう)」

「お願いがあるんですけど・・・」

「何?(うわぁ機嫌悪い!」

「本屋に行って、スポコンの雑誌を買ってきてほしいんですけど・・・」

「いいけどぉ・・・(絶対、怒ってる!)」

まもなく日付が変わろうかという時間帯のやりとりであった・・・。

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