翌日から、ドギーさんの挑戦が始まった。FRPで製作するにあたり、まず原型を起こさなければならない。私がFGコンペで使用していたボディと雑誌を元に作業を進めていくのだが、ドギーさんは「大変なことを引き受けてしまった・・・」と後悔していたに違いない。
資料となるのは雑誌だけ。しかも全方向の写真もなく、それを立体にするのは至難の技。さらには石膏を削りながら原型を作っていくという大変な作業である。事実、写真を見ながら石膏型を削っているドギーさんの姿を拝見し、思わず「こんな大変な作業ですから、無理にとは申しません。やってみよう!と言っていただけただけでも満足です!」と伝えた私であった。
ドギーさん自身、「今なら断ることができる・・・」と思っていたかもいれない。でもドギーさんのクリエイターとしてのプライドが、「ここでやめてしまったら、何も始まらない・・・」という言葉となって帰ってきた。
ドギーさんは、その卓越した描写力と造形力を持って、石膏の塊を進化させていく。
そしてついに、2月7日(金)、フロントバンパーの原型が完成した!右の写真がノーマルのボディ。下の写真が徐々に削り込んでいった課程である。私にとって造形マジックとも言えるドギーさんの技は、言葉にすることはできない。
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