5月6日(日)に開催されたFG CUPザ・九州
Rd.3 in kawasemi.Jrにおいて、FGコンペで参戦し始めて8戦目にして、ようやく決勝レースで2位となり、念願の表彰台に立つことができた。これまで山なし(注:ここでいう山とは、いいことの意味でとってください)だった1:5サイズレース。今回のレースもすんなり表彰台に立てた訳ではなかった。
連休後半の5月3日。走行中に急にエンジンが噴かなくなる。パドックで車を見ると、普通はエンジンがかかっていても止まっているリヤタイヤが、空転しているではないか!もしや!悪い予感は的中し、3ポイントクラッチのシューが1つ剥がれ落ち、クラッチとクラッチベルの間にはさまっていた。エポキシで接着しようかと思ったが、もしもまた剥がれたら・・・って考えると、レースを直前に控えていたので、アジャスタブルクラッチに交換することとした。しかし、クラッチの台を固定する6mmのビスをのうなかしたため、装着ができない。翌日、ホームセンターに買いに行って、付けてみるも、頭の部分が少し出るため、クラッチがきちんと装着できず、どうしてもクラッチベルと干渉してしまい、エンジンをかけた状態でリヤを持ち上げると、やはりタイヤが空転してしまう。注文したビスがKawasemiに入るのはレース前日の5月5日。結局、ビスを交換したのはレース当日の朝だった。装着が終わり、よし、これでぶわっちりだ!と思わなければよかった。そう思ったのが、私を襲った数々の試練の引き金になったとは、その時、知る由もなかった・・・。
(これから先、長いので心して読んでください)
レース当日、一番頭を悩ませたのは、タイヤの選択であった。なぜならば、天気予報は曇り時々(一時?)雨。それもピンポイント予報によると、決勝レースが開催される15時から降るようになっていたからである。私がレースで使おうと思っていたタイヤはフロントP1、リヤP2。それとオールウエザーのRX4、RX3、RX2の5種類の中からの選択であった。
路面が乾いていたらP、ウエットだったらオールウエザーと考えていたが、レース途中に降り出したら、
途中で路面が乾いたら・・・。いろいろ考えると頭がどうにかなりそうである。天候が心配されるため、レーススケジュールは、若干早めで進行された。15分間のフリー走行で使ったタイヤは、まずスタートはフロントRX4、リヤRX2。ウオーマーをかけた状態で、いざスタート。しかしいきなりスピン!「ギャハハハハ」とtamaさんが大声で笑う。
くじらがのたうち回っている状態が、しばらく続き、あげくの果てには縁石にヒットしてしまう。リヤがグリップし始めると、今度はフロントのグリップが負けてしまい、アンダーが強くなってしまった。5分過ぎにパドックに戻り、リヤタイヤをRX3に交換。コースインしたのは7分過ぎ。SX3よりもアンダー傾向は弱くなったものの、やはりフロントが入ってこない。10分すぎ、Pタイヤを試そうと再度パドックに戻り、タイヤ交換を試みるも、焦ってするものだから、なかなかホイールハブにタイヤがきちんと入らない。結局4本とも装着できたのは、残り1分となった時点。結局、フリー走行ではPタイヤを試せないまま終了となってしまった。
予選1回目に向け、タイヤはとりあえずオールウエザーのRX4と3の構成に決める。そしてフロントのバネをレッドからバイオレットに交換しようとした時、フロント右のダンパーを取り付けているシャフトの六角の山をなめてしまったから、さあ大変!後先考えずに無理矢理外して、無理矢理ねじ込む。しかし雲が切れ、時折陽射しが差してきた。「これは路面温度が上がるぞ!」。そこでタイヤをフロントP1、リヤP2の構成で予選1回目に望んだ。
しかし、どうも車がうまく走らず、思うようにタイムが伸びない。それに引き替え、宿敵tamaさんは、カットスリックを使用し、ただ一人33秒台に入れてくる。わたしは結局35秒前半というタイムで終わってしまった。
路面の温度も上がってきたから、午後からの予選2回目こそはPタイヤだなと思い、リヤタイヤを外そうとして、デフの具合をみようと触ったとき、異様に重たい。デフがスルスルのはずが、ガチガチになっているではないか!何で?何で?とよく見てみると、デフに取り付けているギヤのネジ4本のうち、2本がゆるんで、リヤバルクに干渉しているではないか! 先日のSPK遠征で使用したレースプロデフから、今回のFGカップでは新型デフを使うため、ギヤを交換した際に、しっかりロックタイトを塗っていなかったのが原因である。
ビスを締め直そうとして、また発見。リヤ左側のアルミ・ピロボールが外れている!おそらく予選1回目で縁石にヒットした際に、外れてしまったのであろう。リヤのユニットごと外そうとして、またまた発見。ロアアームを固定しているビスが、ひん曲がっているではないか! ビス4本とも念のため交換しようとしたとき、今度は、いきなり雨がザーザー降ってきたではないか!折しもスーパーエコの予選が始まろうとしていた時であった。それまで余裕のあったパドック内の選手たちの動きが急に慌ただしくなる。もちろん、防水対策のためである。
リヤのユニットごとバラしていた私は、ビスの交換、それから防水対策、そしてこのまま雨が降れば、雨天時のセットに変更をしなければならず、一人パニックに陥ろうとしていた時、救世主が現れたのである!
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