リヤのユニットごとばらし、テーブルの上には、タイヤや工具、ビス類が散乱している状況は、誰が見ても「焦っている!頭にきてる!」としか見えなかったと思う。正直、「くそったれぃ!よりによって何でレース当日に、こんなにもトラブルが続くんだぃ!」とイライラしていたそんな中、ジョー○アのCMじゃないけど「一息入れたら!」と温かいコーヒーの差し入れがあった。
RCのレース初観戦のCOROさんである。油まみれの汚い手で、飲むコーヒー。「予選2回目までは、まだ時間はある。もう一度、じっくり車を見直そう!おせっかちにするから、肝心な時にトラブルが続出するんだ。しっかり、確実に!」と気持ちを入れ替えることができた。でも、やることはたくさんある。そんな私をサポートしてくれたのが、ツルちゃん。
みんな防水対策しているのに、私はリヤまわりを組み上げている状況を見て、私が手のまわらないところを、的確に作業してくれた。二人のおかげで、作業は進む。そこでまた発見。フロント右側ロアアームのビスが緩み、ガタガタ状態。おまけにアップライトのビスも緩んでいる・・・。
スーパーエコラインクラスの1回目の予選が終わったところで、ランチタイム。しかし私には昼食をとる余裕はない。雨もあがり、時折、陽射しが顔を覗かせ始め、完全ウエット状態だった路面は、次第に乾いていく。でも空を見ると、雨雲らしき雲がまた出現!
車は仕上がった。あとはタイヤの選択。ところどころ濡れている路面があるため、オールウエザーのタイヤでいくことに決定。タイヤウオーマーで温め、予選2回目に臨む。
スタートしても、なぜか車の動きは本調子ではない。路面の状態が良くないせいもあったのだが、タイムは伸びない。タイムは36秒前半。ここでもtamaさんにベストラップはtamaさんに持っていかれたものの、予選2回目は、みんなタイムが伸びず、決勝グリッドは暫定2位を確保。
スーパーポールに向け、またパドックで車を見直す私。「もしかしてアライメントが狂ってるのでは?」と思い、セッティング・ゲージを取り付け、チェックしたところ、リヤ左側のトーインが、何と5°。右側も3.5°も付いている!おそらくビスが曲がったままの状態で、前回、アライメントをとっていたから、ビスを交換したことで、狂っていたのだと思う。リヤのトーインを2.5°に合わせ、キャンバーも2°にセット。フロントは?と思い、チェックしたところ、これまた左側のキャンバーが2°もある。両側を0.5°にあわせ、アライメントの調整は終了。
そうこうしているうちに、スーパーポールの出走時間が近づいてくる。路面も乾き、Pタイヤを温めていたが、スタート前になり、また小雨が降り出した。あわててオールウエザーRX4、RX2にウオーマーを付け替える。スーパーポールは、予選暫定3位のabeさんがスタート。ここ一番の集中力を発揮し、すばらしいタイムを叩き出す!と思いきや、何とコンピューターに計測されていない!
もう一度、スタートするabeさん。そんな時、リヤのデフの固さを確認しようと思ったら、これまた異様に固い!ギヤの取り付けネジは、ちゃんと締まっている。「何で?何で?」。そこで発見。左側のドッグボーンが突っ張っているでなはいか!おそらくアライメントを取り直した時に短くなったのだ。ロングタイプのドッグボーンから、ショートタイプのドッグボーンに交換しなければならない!でも時間がない。焦る私。
そんな中、abeさんが仕切直しのスーパーポールで、またもやすばらしい走りを披露!が、しかしまたもや計測されない。急きょ、とうちゃんがポンダーを積んでテスト走行をすることになった。「よっしゃぁ!この間にドッグボーンの交換じゃぁ!」。とうちゃんのテストが終わって、abeさんがスタートした時点で、作業完了!ツルちゃんに手伝ってもらいながら、ボディーをかぶせ、ウオーマーを外した時点で、abeさんがゴール。車をピットに移動させようとした時、COROさんが一言。
「燃料は大丈夫なの?・・・」
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