7月1日にSPLで開催されたFGカップで走らせて以来、バラバラになったままのコンペが組み上がったのは、レース前日のお昼前。ただ単に組み上げなかったのではなく、数カ所ほど車の装備を変更してみた。
まず1点目は、BBSにも書き込みしたが、ステアリングサーボを5301からVB2基掛けに変更。約半年ほど使ってきた5301。これまでトラブルもなく、信頼度は100点であるが、SPLのレースで、ステアリングのスピードの違いを、まざまざと見せつけられたからである。強力なトルクを持つ5301であるが、スピードがないため、トシゾー店長のようにステアリングを打ちながらの走行はできないし、ナガしまくんのようにリヤが流れ出した時に、立て直せるだけのスピードがない。そこでVECTORとIMPLUSEで使用していたオーバーホール済みのVBに移植してみた。
2点目は、バッテリーの搭載位置の変更。HARMやラウターバッハを比較して、FGの場合、バッテリーがシャシーの中心よりかなり離れたところに搭載されている。重量バランス的にもより中心に搭載した方が効果的であろうと考え、カーボンのバッテリーケースごと、メカプレートと油圧のポストの間に搭載。これが不思議とぴったりと収まるではないか!
3点目は、輪ゴムの利用。何に利用するかと言うと、油圧のマスターシリンダーとそこから出ているシャフトに巻き付ける。どうしてもブレーキをかけたあと、ピストンの戻りが鈍く、パットをひきずるような感じがするので、輪ゴムを使って戻りをよくしようというもの。
4点目は、オーバーヒート対策。SPLで九州勢3名のうちオーバーヒートしなかったのはトシゾー店長のみ。私とabeさんとの違いは、ペットボトルで作った「エアダクト」。そしてノーマルのプラグ。「こんなもん、効果ないよ!」と鼻で笑った私であったが、ワラをも掴む心境の私は、棟梁にお願いして、最強のエアダクトを手に入れた。
本格的に走行し始めたのは、一番暑い14時前。25:1で混合した燃料を入れ、ニードルを若干甘めにセットしてコースイン。まずステアリングサーボの感触であるが、「こりゃ、すげぇ!」とは感じなかった。半年ほど5301を使用していたので、そのスピードを体が覚えているからであろうか。あるいは走り込んだKawasemiのコースだからか? でもラインをはずれたり、リヤが流れたときのリカバリーは、数段VBが上である。ということは、カナリヤのレースで飛んだりはねたりしていた私も安定したラップを刻むことができるのではなかろうか・・・。
バッテリーの搭載位置を変更したことの違いは、これまた感じられなかった。でもこれまで1コーナーや、バックストレートから右のインフィールドに入るときの感触とは違うかも。また輪ゴムの効果もさほど分からない。
10分ほど走ってピットに車を入れる。アイドリングは上昇していない。そこで若干ニードルを絞ってコースイン。3周ほどしてホームストレートの伸びや、インフィールドでの立ち上がりが鈍くなる。ピットに車を入れると、アイドリングが上昇しており、あきらかにオーバーヒートの症状。エアダクト効果もあるかもしれないが、やはり適切なニードル調整があってのこと。絞ったからか、エアダクトが効果あるからここまでオーバーヒートしなかったのか、よく分からない。
ここで、パドックに戻り、車をいじっていると、ダンディM氏がラウターバッハを駆り、快調に走らせている。エンジンはSOLO。でもこれがガンガン回っており、10分たっても全然オーバーヒートしない。「これはもしかして、SOLOの方がいいんじゃないか?」。そう思った私は、レンタルマンションの奥深く眠りについていた、ガスケットを交換してそのままのSOLOを引っぱり出した。
ゼノア230RCからSOLOに載せ変えコースイン。ダンディM氏と一緒に走ってみる。さすがによく回るM氏のエンジン。私のSOLOは走らない。やっぱりエンジン自体、もう終わっているのかもしれない。ゼノアで33秒前半で走っていたとしたら、SOLOだと1秒遅れかもしれない。それくらいパワーを感じられない。でも15分ほど走らせたが、オーバーヒートの症状は確認できない。
したがってここ一発を狙う予選ではゼノア230RC。決勝レースで気温が上昇すればSOLOに載せ変えて走ろうと決めた前日の私であった・・・。
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