シェイクダウン前に前後のアライメントを調整する。コンペで使用していたHUDYのセッティングゲージを取り付けるが、問題発生。コンペよりもF1の方がトレッドが広いため、フロントには使用できない。リヤもホイルハブを外さないと、そのままでは使えない。もちろん、リヤウイングも取り外す。ゲージで確認すると左のトーインは1.5度なのに、右は3度もある。そこでフロントとリヤ、左右全てのターンバックルの長さを測ってみた。参考までに下の表がキット標準時の長さであった。
リヤのターンバックルの長さを測ると、ロワー・リヤ側のターンバックルが約2mmほど左の方が長く、あわせてアッパーのリヤ側のターンバックルも若干長かったので、とりあえず左側の長さにあわせることにした。この状態でリヤのトーインは1.5度。キャンバーは0度である。フロントのトーインは見た目でプラス1度。キャンバーは0度。タイヤを取り付け、透明なままのボディを乗せて、乾燥重量を計測すると、11.08kg。私のコンペより、1.5kgほど軽い。現時点でのこの重量を基本として、これからオプションパーツを取り付けていくにしても、出来る限り軽さを追求していきたいと思う。ちなみにダウンストップは、F1にはない。正確に言えば、ダウンストップを調節するためには、プッシュロッドの長さで調節することになる。 |
シェイクダウン前のターンバックルの長さ
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フロント |
リヤ |
フロント側 |
リヤ側 |
フロント側 |
中央 |
リヤ側 |
アッパー |
57.90 |
66.70 |
37.80 |
27.55 |
-- |
ロワー |
37.60 |
52.50 |
51.85 |
48.65 |
38.80 |
プッシュロッド |
41.80 |
53.60 |
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さて、いよいよシェイクダウン。ここでトシゾー店長が私に向かって一言。「頼むけん、くれぐれも壊さんようにな!・・・」。トシゾー店長に頼まれて、良かった試しはひとつもない。この不吉な言葉が、まさかの事態を引き起こしたのであった〜! |
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