「バリバリRC伝説」

Lap 5〜フロントダンパーの取り付け
 
サーボの搭載が終わり、続いてフロントダンパーの取り付けにかかる。ダンパーからバネなどを外し、ダンパーエンドを持って、ゆっくり上下させてみると、かなりエアをかんでいる。そこで一度、ダンパーオイルを抜き取り、新しくオイルを注入することにした。

左の画像は、右からFGコンペ用、HARM FX-1用、そしてラウターバッハ用のダンパーである。FG F1用のダンパーとFGコンペ用のダンパーの比較は、「バリバリRC伝説第1部〜Lap5」に掲載しているので、そちらを参照願いたい。

比較してみると、ダンパー径が一番太いのがFGで、HARM FX-1とラウターバッハ用が同じくらいである。FG用のダンパーは、ケース下部のOリングからオイルがよくもれていたので、それがイヤでラウターバッハ用のダンパーが使えないか?とやってみた。これも「バリRC伝第1部〜Lap28に掲載しているので、参照のほどを。


前述のとおり、FGのダンパーケース下部には、Oリングが入っているのだが、これがしっかり入っていないとオイル漏れの原因になると思われる。では、他のメーカーのダンパーはどうなっているのか?それが左のダンパーケースの下側から撮った画像である。

一番上はHARM FX-1のダンパー。分解していないが、サークリップを使用して、しっかりとOリングが固定されている。次はFGのダンパーで、3番目はラウターバッハのダンパーである。ラウターバッハ&HARMともに、ツーリングのコンペティションモデルは、いずれもインボードタイプのダンパーを使用していたこともあり、ダンパーの精度は高いと思われる。もちろんFGのダンパーがダメという訳ではなく、Oリングの点検をコマメにすることで、オイル漏れを防ぐことができるし、容量の大きいダンパーであるから、10kgを越える1:5モデルの動きをしっかり路面に伝えることができるのも特長だ!

その下の画像は、FGとHARMのダイヤフラムの比較。FG用は固く、長く使っていると一部が陥没してしまうこともあった。結構見落としがちだったけど、ダイヤフラムの状態ひとつでダンパーの動きも変わってくるので、走行後やレース前には注意したいところ。HARM用のダイヤフラムは、FG用に比べ、かなり柔らかい。となれば、陥没したりすることもないかもしれない。実際に使用していないので正確なところはわからないが、今後、走行後にチェックした際に、報告したいと思う。

一番下の画像は、HARM用のダンパーエンド。ボールが入っており、ダンパーを固定する際に、ダンパーエンドをつぶしてしまう危険性もないし、スムーズな動きが期待される!


 
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