「バリバリRC伝説」

Lap 7〜リヤ周りの組立て
 

バラバラにしたHARM FX-1のリヤ周りの組立てに入る。構造自体は、FG F1と一緒なので、取り立てて説明することもないが、バラす前から気になっていたのはデフ!HARMのデフと言えば、レースプロデフ!私のFG F1にも搭載しているが、このFX-1のデフは、外見から見ると、今まで見たことがないデフが搭載されている!

「これは新型のレースプロデフか?」と期待して、デフケースを開けてみると・・・ピンボケの画像で申し訳ないが、FG F1やエコラインに標準装備されているデフと同じ構造をしている。もしかするとこのデフは、HARM RSコンペなどの標準デフなのだろうか?見た感じでは、やはりFG F1に搭載したレースプロデフの方が、パワーをより確実に、ロスすることなく伝えることができると思うが、果たして・・・。
 
フロント周りと同様に、ダンパーを組み込む。リヤ側はFG F1と同様のレイアウトとなっている。シブさを取ったサスアームを取り付けようとして一大事が!写真右のように、FG F1と異なり、バルクにボールエンドを固定するために、カラーが用いられている。これはカラーの位置を変更することで、ロールセンターを変更できるのだ。で、バルクとボールエンドの間にカラーを入れようとがんばるけど、全く入らない!

これはフロント周りにも言えたのだが、久しぶりにKawasemi.Jrに来た「ひわっちさん」と悪戦苦闘した結果、シャシーとバルクを固定しているビスを緩めることでクリアランスを取り、簡単に入れることができたけど、リヤはそれができない。いろいろやってみた結果分かったこと。

「ピロボール自体の長さが違う!」

シブさを取る時に、ひとつずつボールエンドからピロボールを外して削ればよかったのだが、作業効率を上げるためにピロボールを全部外したため、本来使用する箇所に、そのボールエンドを入れてなかったため、カラーが入らなかったのだ!

悪戦苦闘した後に、プーリーを取り付ける。FG F1では、キット状態だとベルトストレッチャーでクラッチベルから伸びたプーリーとを固定するのだが、FX-1では単独で固定する。そのためにバルクの外側にシャフト固定用のアダプターを介してプーリーを取り付けるようになっている。確実にシャフトやプーリーを固定できる上に抵抗も少ない。実際にプーリーを手で回してみても、私のFG F1と比べて抵抗なくスムーズに回るのであった!


 
<<BACK TOP NEXT>>