「バリバリRC伝説」

Lap 10〜HARM FX-1完成!
 
ブレーキの組み立てが終わり、いよいよシェイクダウンのカウントダウンが始まった。その前に受信機の搭載、そしてエンコン&フロントブレーキのリンケージ調整、さらにアライメント調整が残っている。

まず頭を悩ませたのは、受信機の搭載方法。FG F1は、オプションパーツである受信機ケースを購入し、その中に収め、ボルトオンでシャシーに搭載できるが、HARM FX-1には受信機ケースが存在しない!いろいろと考えた結果、ステアリングサーボとフロントスタビとの間に、ちょうどいい隙間がある!ここに載せたらどうだ!?
 


という訳で、上の画像が受信機を搭載したもの。ちょうど左右のアッパーアームを固定するボルトを利用して、Racyのkyosho FW14用のカーボンステーをちょっと加工するだけで、ぴったりと合った!受信機は、SERPENTの受信機ホルダーに自転車用チューブで固定して、ビス止めした。配線関係もすっきりと収まり、我ながら上出来!クリスタルの交換の際には、2本のボルトを外して、受信機を持ち上げなければならず、ちょっと面倒だけど、それは仕方がない。さらにウエット路面時の走行は不可能だけど、いい加減、レースでは雨は降らないでしょ!?

上の2枚の画像は、エンコン側、そしてフロントブレーキ側のリンケージである。サーボホーンは、Activeから発売されているものを使用している。ここでも頭を悩ませたのは、リヤブレーキ側のリンケージの取り回し(画像下)。リヤから伸びたブレーキワイヤーがファーストワンのパイプをかすめるように伸びている。したがって、スロットルを握った時に、パイプに干渉しないか、さらにブレーキをかけた時にサーボに干渉しないか注意が必要だった。
 
さらに問題なのは、バッテリーの搭載!FG F1は、エンジンの前方に積むようになっているが、HARM FX-1では、上の画像のとおり、エンジン右側後方に積むスペースが確保されている。しかしこれまで使ってきたストレートタイプのバッテリーは、この狭いスペースには搭載できない。急きょチームRothmansのチーフメカニック、あだたく氏に連絡をとり、俵型のバッテリーを作ってもらうことにした。なおHARM FX-1の輸入元であるセントラルRCでは、俵型のバッテリーも取り扱っている。

さらに極めつけは、これ!FGから発売されているF1用のエアクリーナーボックス。HARM FX-1には、K&Nのエアフィルターが標準装備されているが、そのままむき出しの状態よりも、ルックスを考慮して搭載してみた。どうです?行けてるでしょ?実車F1を語らせたら、右に出る者はいない?EHARAくんの話では、これを取り付けることで、かなり吸気効率も上がるらしい。

こうして約2週間の作業工程を経て、ついにHARM FX-1が完成した!数枚、記念写真を撮ったので掲載してみた。>>HARM FX-1 GUN-Boy仕様!

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