「バリバリRC伝説」

Lap 11〜プロポの比較
 

HARM FX-1は、ほぼ完成し、シェイクダウンを残すのみとなったが、今回、FUTABA MEGATECH 3PKも新調したので、他のプロポと比較してみた。ただし、機能の比較ではなく、外見だけの比較なのであしからず。

上の画像を見てお分かりのとおり、ステアリングホイールの位置が、SANWA M8(右)とFUTABA MEGATECH 3PK(中央)と3PJ(左)では、3PKと3PJがほぼ同じ高さなのに対し、M8はかなり下方にセットされている。右の画像はM8と3PJを比較したもの。M8の方がステアリングホイルの、4/5くらい下である。実際にプロポを手に持ってみると、M8はスロットルトリガーにかけた左手人差し指が、ちょうどステアリングホイルの中央にくる。ということは、両手は同じ高さでプロポを操作することができる。逆に3PJ&3PKは、左手よりも右手の方が上になる。

どっちがいいか?っていうと難しいのだけど、私はM8も3PJも慣れてしまえば、違和感はなくなった・・・。当たり前のことなんだけど、ただ最初に使ったのがM8だったので、1:5を始めて、3PJを使い始めたころは、違和感を感じて、慣れるまで時間がかかったのを覚えている。

今回、3PKにはホイルポジションを下げられるアダプターが付属しており、このことは、M8ユーザーが3PKに替えた場合の違和感を無くす配慮がなされていると思われる。私の場合は、3PJに慣れてしまったので、アダプターは今のところ使わないつもり。

なお、3PKはステアリングホイールを左右付け替えることができるようになっており、左利きの方への配慮もなされている。

私が違和感を覚えたのは、プロポの重さの方。「M8は重たいから!」という言葉を耳にするが、じゃあ実際にどれくらいの重さがあるのか、計ってみた。

プロポのバッテリーを抜いた状態で、一番軽いのは3PJで、540g。続いて3PKが620g。M8は640gと、やはりM8が一番重かった。

長時間の走行では、やはりプロポが重く感じるというのはレースにおいては、マイナス要素だと思う。ステアリング&スロットルワークに集中したいけど、プロポが重く感じ始め、そっちが気になるとミスもしやすくなる。

でもただ単にM8が重いから不利だとは当然言えない。実際にプロポを手にした際の重量バランスというか、私の場合はM8が一番しっくりきた。さらにM8の重さに慣れていたので、3PJの軽さが逆に違和感を感じた記憶もある。

これから使用する3PKは、重量的にM8と20g、3PJとは80g違うけど、持った感じは3PJよりもしっくりくる。3カ月間、筋力トレーニングを重ねた私にとって、まだ重くても平気だけど・・・(笑)。

ちなみに3PJと3PKのバッテリーは、180g。M8のバッテリーは220g!ということは、3PJとM8では140gの差、M8と3PKでは60gの差がある。



  
上の画像は、M8と3PKのグリップの比較。ちょうど親指と人差し指で握るところが、3PKの方がくびれており、フィット感というか手にしたときにしっくりくるようになっている。

外観での違いは、LCD画面の位置の違いなど、まだいろいろあるけれど、3PKの紹介は、既にRC雑誌に掲載されているので割愛する。続いては3PKの多彩な機能のうち、1:5をドライブするにあたり、これだけは知っていなきゃ!これは使わないと!という機能を紹介したいと思う。

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