「バリバリRC伝説」

Lap22 驚愕のベストラップ
 
  
2月2日(日)、私は朝から娘の昇級審査(剣道)の付き添いで、Kawasemi.Jrと反対方向にいた。9時を回って合同練習が始まったすきに、会場を抜け出し、F1GP開幕戦に向けてテストを行うMcLarenのヒロヤネンに電話を入れた。

前回のテストで思うようなタイムを出せなかったヒロヤネン。しかしアライメントを全て見直し、この日、2回目のテストを行う予定だったからだ。前日の土曜日、私が走らせた感じでは、路面のグリップが悪かったので、その報告と、再度アライメント調整の必要があるかもしれないことを伝えた。

小学校4年生の娘は、3級を受けたのだが、会場に向かう車の中で「いつもの調子だったら、3級は軽く合格やわ!」と娘に言うと、「もし2級に特進したら、何かいいもの買ってくれる!?」と娘。私は「おう!上等じゃん。2級になったら、何でもいいもの買ってやるわ!」と約束したのだ。おかげさまで娘は無事3級に合格!さらに出来がすばらしかったのだろう、何と2級に特進したのだ!

娘は鼻息を荒くして、「や・く・そ・く、忘れてないやろうなぁ〜!お・と・う・さ・ん!!」。「お・おう!忘れてないわぃ・・・」

今ごろ、Kawasemi.Jrでは、ヒロヤネンやRENAULTのバトンがセットを煮詰めてるんやろうなぁ〜と気になりながらも、娘と約束した手前、ここはサービスしとかないと!「あそこに行こう!その次はあそこね!」といろいろ連れまわされ、自宅に帰ったのは15時前。

いつものごとく、「お父さん、ちょっと出てくるから・・・」とKawasemi.Jrに直行。この日は計測サービスをしていたこともあり、1:5組はもちろん、ハチイチやツーリング組が精力的に走り込みをしていた。

ヒロヤネンとバトンに調子を聞くと、「もうバッチリでっせ!すごいラップタイムが出ましたよ!」と言う二人。それを聞いた私は、さっそくモニターを見てみたら・・・。

「うぉ〜!すげェ〜!」

そう、ヒロヤネンのベストラップは、昨年、私が出したタイムを1秒近く短縮するタイムを叩き出しているではないか!さらに、バトンも私の記録を塗り替えている!

「やったじゃん!ヒロヤネン!バトン!」と余裕の言葉をかけたものの、内心、焦りを感じていたのも事実。だって今年になって、まだ1回しか走行させていないFX-1。今月23日に開幕するSPKのビッグサイズレースに向け、チームRothmansが本格的に動きはじめたのであった・・・。

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