KS-Guyの「バリバリRC伝説・・・HARM BASIC編」

其の3〜年末年始のBASIC

年末年始の休暇中、私はBASICで遊んでいた。いろいろ気にせず燃料を入れて、即、走行が可能っていうところがやっぱり一番の魅力。でも路面温度が低いためか、どうも思うように走らない。ストレートエンドまで全開で突っ込むと必ずと言っていいほどいくと、車が暴れてコントロールできない。そこでダンパーのバネを交換してみた。
前々から思っていたけど、BASICのバネって固くない?キットには前後、ゴールドのバネがついているが、FGエコストックと比べ、非常に固い。そこでFGコンペで使用していたプログレッシブ・スプリングに交換することに。フロントにはイエロー、リヤにはレッドに交換。上から押さえてみると、いい感じで動く。特にリヤはスムーズになったので、おそらくこれで!と早速コースイン。

ドンピシャ決まって、ストレートを全開でコーナーに突っ込んでも、車が暴れることはなくなった。もちろん、入口では十分減速しているけど、ブレーキングの際も車の動きは安定している。タイヤはアクフェスの際に使用したGRPのRタイヤのままだけど、これが減らない。コンペだと1レースで溝がなくなるほど消耗するが、BASICは全然と言って良いほど、減りが少ない。1:5はランニングコストがかからないと思われがちだが、それはストッククラスで言えること。去年1年間、使ったタイヤがロッカールーム一杯あるので、2年くらいは十分いけるかもしれない!?
もうひとつ、気になっていたこと。「クラッチのスプリングは柔らかいんじゃないか?」。FGエコストックでは、純正のクラッチスプリングからハードタイプのスプリングに変更するので、試しにゼノア用のハードスプリングに交換してみた。スプリングの交換は、ピニオンギヤ&スパーギヤーを外し、クラッチベルを固定している4本のビスを外すと、左上の状態となる。プラグを外し、別売りのピストンロックをねじ込んで、ボルトを外すとクラッチの部分が外れる。バネを取り付け、コースイン。solo Basicエンジンには固すぎるんじゃないかと心配していたが、事実、ミートタイミングがかなり上がったが、もた〜としていた立ち上がりが、シャキン!となった(感じがする)。

更にもう一つ、右上の写真のとおり、サーボをHITECに交換してみた。理由は、ただ単にFutabaのサーボの動きがおかしかったから。スピード&トルクもFutabaを上回るHITECのサーボ。ドライブした感じは、正直「ここまで速くなくてもいいかも・・・」。というのも、BASICはフロント周りがとても軽く感じる。だからコーナーに進入するときも、ちょっとステアリングを切っただけでも、即、反応するので、ラフに扱うと車が暴れる原因となってしまう。フロントのリバウンドの量が多いのでこれも関係していると思い、今度はダウンストップの調整をどうするか、やってみようと思っている。

更に〜!今年はBASICでいろんなことをやってみようと思っている。そのひとつがライト類の点灯。光モノとくれば、AMJのまっさんをはじめ、MINORUさんたちが先駆者としてやっているが、遅まきながら私も仲間入りをさせてもらおうと思う。シャシーの上には「何でも載せてくださいませ!」と言わんばかりのスペースがあるBASIC。F1同様、こちらの方も実車のディテールに少しでも近づけようかなぁ〜とばかり、実は「光GENJIプロジェクト」なるものを水面下ではスタートしているのだ!。前を走る車に接近するとパッシングしたり、コース内で車がストップしたらハザードが点灯したり・・・。まぁ、そこまでは出来ないとしても、いろいろ夢が膨らむのであった・・・。
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