8月23日(金)、予選初日の朝を迎える。朝6時に集合し、レンタカー2台に選手たちの山のような荷物を積み込み、BOSSに向け出発しようとしたとき、私の広いおでこに冷たいものを感じた。空を見上げると、厚い雲に覆われ、ポツリ・ポツリと雨が落ちている。BOSSに近づくにつれ、次第に霧雨状態となっていた。
サーキットに到着し、車を降りると、そこはもう選手権の雰囲気がビシバシと感じてきた。昨日までのサーキットとは違い、各地区別に割り当てられた選手のパドック、そしてサーキットの向かい側の畑には青いビニールシートが敷かれ、その上にテントが設営されている。そう、ワークス・チームが軒を並べている。
レンタカーから荷物を降ろし、九州勢のパドックに移動。私たちのパドックは、コースに向かって右側の常設パドック。四国勢と同じ場所。秋山店長やTOGEさん、竹ちゃん、チョロリン、そしてもっちぃたちと一緒なのだ。九州と四国が他の選手たちとまったく離れたパドックだったのであるが、ピットクルーである私にとっては好都合。
というのも、パドックのすぐ横がピットエリア。予選が始まれば、次から次へと休むまもなく予選を走る選手たちのピットをしなければならない。もしも車にトラブルがあっても、パドックがすぐ横だから、走っていない選手たちに連絡がとりやすいし、それ以上に選手たちも自分の出走前の準備もしやすいからである。
パドックでは、各自の荷物が運び込まれ、それぞれ準備を進めている。私は掲示板(BBSじゃなくてリザルトなどを貼るところ)に移動して、選手権期間中のスケジュールを確認する。すると早くも予選の組み分けが貼られていた。それを見てびっくり!
そう、昨年の全日本のトップ30に入った選手だけが名前を連ねる予選組が3つある!これは新しい試みであるが、私としては前年のトップ30までの選手に限らず、全出場選手を対象としたコントロールプラクティスを行い、その順番で予選の組み分けを行う方が、より公平なんじゃないかと思う。
掲示板に貼り出された予選組の中から、九州の各選手の予選組と使用バンドを紙に書き写し、パドックに帰ると、予想だにしないことが起こっていたのだ・・・。
|