予選当日の朝を迎える。今年の予選は昨年の成績を元に組み合わせをするという情報もあり、そうなるとラップタイムも均衡しているから、気が楽だと思っていたら、ところがどっこい。私の組には、下選手、段下選手ほか有名な選手の名前が・・・。やっとコースに慣れてきた段階で、車もまだセットが出ていないし、かなり憂鬱な気持ちの私。でも、考えようによっては、速い車に少しでも着いていければタイムも上がるわけで、前向きな気持ちに切り替えた。
7組目だった私は、エンジン調整をしようと、ずうずうしくNEXTのドイさんにお願いする。快く?引き受けてくれたドイさんだったが、「ベアリングが逝っている・・・」tamaさんから借り受けたRBのエンジンを壊してしまった〜・・・。もうすぐ予選が始まる!そんな時、トシゾー店長が見るにみかねてエンジンを貸してくれた。申し訳ないと思いながらも、急いで乗せ変えるが、結局間に合わず、1回目の予選はパス。
全日本では、走ったあとのヒートのマーシャルをしなければならないので、コース内の指定の位置に座る。私の後のヒートは、tamaさんだ。スタート前のウオーミングアップ走行が終わり、スタートを待つtamaさんと目が合う。私は「がんばれ!tamaさん!」の合図を送ると、「おっしゃぁ!やったるでぃ!」と答えるtamaさん。
しかし、tamaさんの参戦記にあったように、エンジンの調子がいまひとつ。思うように周回数が伸びない・・・。苦戦を強いられたチーム九州男児。エースのトシゾー店長も車の動きは文句なしTQであったが、燃料タンクに問題があるようで、この日4つも新品に替えるも、その症状が改善できぬまま。JINくんは、車の動きがよくなったのに、ラップタイムが思うように上がらず、苦戦している。
さて、私はといえば、予選2回目で17周に乗せるも、2速に入ったり入らなかったり・・・。これがうまくいけば、18周の10秒を切ることもできそうな車に仕上がっている。これもtamaさんが見てくれたおかげ。次の3回目に向け、クラッチをはずして調整しようとしたら、抜けなくなってしまった。押しても引いてもびくともしない。焦る私・・・。前に座っているトシゾー店長は「何やってるん?」と冷ややかな目で見るだけ。それはそう。他人のこと見ている場合じゃなかったんだから。
とりあえず、無理矢理叩いて押し込んだ。したがって次の予選は捨てて2速の調整に専念することに。しかし、誰にお願いしようか迷ったあげく、tamaさんに声をかけた。私の次のヒートだから、本当だったらお願いできないのだけど、他のみんなも車の調子がいまひとつだし、tamaさんだったら何とかしてくれるだろうと無理矢理お願いした。おかげで感じがよくなり、4回目の予選ではなんとかいけそうな予感。でもtamaさんは、思うような走りができぬまま、まだ沈黙している。う〜、私のせいだ・・・。
気合いを入れ、気持ちを静め、臨んだ4回目。CRPに来て一番の走りをするNT。ベストラップも16秒20あたりが出て、18周の10秒までやってきた。この時点でtamaさんを抜いた私。とっても感じがよかったので、ゴールした後、バックストレートから左のインフィールドに入るところで、明日につながる走りを!なんて思ったのがやばかった。縁石に乗り上げ、車は宙を舞って不時着。左の足を全損・・・。後悔先に立たず・・・。やってしまったことはしょうがない。今晩もまた修理すればいいこと。
そして迎えたtamaさんのヒート。エンジンの調子はいまひとつであったが、それを補うだけの気合いを感じた。見事19周に入れ、ようやく笑顔が戻るtamaさん。私もうれしい。「おめでとう」と言うが素直に受け取ってくれなかったみたい・・・?
焼き肉食べ放題に行って、ホテルに帰ったのは21時過ぎ。それから車を修理して迎えた予選2日目。
予選5回目ではマフラーがつぶれてダメ。最後の予選もリヤのダンパーが折れてダメ。結局、予選105位となった私。
引き続いて行われた勝ち上がりレース。2回勝ち上がればtamaさんが待っている。このヒートのゼッケン1は、もっちぃ。ゼッケン2はJINくん。ゼッケン3が私。そしてゼッケン4は匠さんと絶対に負けられないレースとなった。私のピットにはトシゾー店長が付いてくれた。「握りすぎない、突っ込みすぎない。頼むで!SW野郎」。トシゾー店長に頼まれてよかった試しはないものの、気持ちを静め、コンセントレーションを高め、まずは3位通過を狙う。
スタート直後の混乱で2位に浮上。大きなミスもなく、マイペースで周回する私。途中JINくんは車のトラブルで早々とリタイヤ。後方から追い上げてくる匠さんも5秒差くらいあったから、焦ることなく3位をキープして何とか勝ち上がることができた。
でも10分後には次のレースが待っている。ボディをはぐると、またもやマフラーステーが破損している!慌てているのでなかなか付かない。マフラーもボコっとしゃげている。これで3つ目。でも交換している時間はない。この状態では勝ち上がることは不可能。案の定、3分を過ぎた時点でマフラーがサイドのプーリーに干渉し、ベルトが外れ、リタイヤとなった・・・。 |