SW野郎の「1:5世界選手権参戦記」

旅立ち編Vol.1

8月9日(木)。いよいよ世界戦に向け、大分を出発する日。午前中にKawasemiでハチイチ全日本用の荷物を整理し、和歌山に送ってもらう準備をする。大分空港を18時50分発、羽田行きの飛行機まで時間があるが、早めに出発して換金をして、あれやこれや…とスケジュールを立てるも、「15時に出発しよう!」とトシゾー店長。ヘアーサロンでカットし、ワイフ淳子とJrに別れを告げるためだ。おまけに甘えた目で私に「換金してきてぇ〜」訴えている。「しかたない…」

日本円をドイツマルクに換金するために、大分市内の銀行へ。しかしドイツマルクには即日換金できないらしく、明日、成田空港内の銀行窓口で換金するよう言われる。「えっ?でも10時の便ですけど、大丈夫ですか?」「朝7時から営業しています。」「…」。

大分市内へのドライブを終え、15時前、Kawasemiに到着。荷物の最終確認中、「そうじゃあ、1:5には必需品の消火器を持っていかないと!忘れるところじゃった〜!」。ロールスロイス御用達の消火器とメンテナンス・スプレーを私の工具箱に詰めて準備完了。ひろりんと棟梁の見送りを受け、COROさんの車に乗ってKawasemiを後にした二人。

途中、スポーツ用品店でトシゾー店長が買い物。大分空港に17時30分過ぎに到着。大きな荷物をあずけようと検査を受けるが、ここで私の工具箱にチェックが入った。「ちょっと開けてもらえませんか?」。まずチェックを受けたのは、消火器。「これはダメです」と一発でアウト。せっかく買ったのに、ダメだなんて…。

「あんたなぁ〜!常識だよ。常識。何持っていこうとしてるん?」というトシゾー店長の目。

次にチェックを受けたのは、ジッポのオイル。「これもダメです」。ん?何でこんなのがオレの工具箱の中に入ってるの?さては! 「わからないように、しのばせておいたのになぁ…」というトシゾー店長の目。

更にメンテナンス・スプレーにもチェックが入る。しばらく上司と相談して何とかOKに。でもこれで終わらず、「ほかにもオイルがありますよね?」。対象となったのはダンパーオイル。事前に送った荷物にはダンパーを入れていなかったので、これを置いていくとなれば一大事。相談のうえ、これもOKとなる。ようやく荷物を預け、身が軽くなった私たち。でも、これらを持っていく以上、今後も検査の対象となるんだろうなぁ・・・。

持っていけない消化器とジッポオイルはCOROさんに預け、3人で軽い食事をしているとトシゾー店長の携帯にひろりんから「MIYAさんご一行様が見送りに来ている」との連絡を受ける。MIYAさん一行と合流し、談笑していると私たち二人に思いがけないプレゼントあり。仏の里、国東半島に生息するMIYAさんならではの「両子寺のお守り」だ。トシゾー店長には「必勝!」のお守り。そして私には、なぜか「交通安全!」のお守り。ん?交通安全?? まあ交通安全であれば、クラッシュなどしないだろうけどねぇ・・・。MIYAさんらしいプレゼントにおもわず顔がほころぶ私たち。出発の時間が近づき、みんなの見送りを受け、大分空港を飛び立った。

羽田空港に到着した私たち。空港にはFORMのさいとうさんが迎えに来てくれていた(としておこう)。車に乗り込み、今夜の宿泊先をめざす。途中、うなぎ屋さんで遅い夕食をとり、一旦ホテルにチェックイン。そのまま車に乗って、FORMにおじゃますることに。会社に到着し、まず目にとまったのはゼノアG230RCの箱。ゼノアの設計者自らチューンし組み上げたという世界戦用エンジンだ。

ゼノアチューン・エンジンは、トシゾー店長、山崎編集長、そして、な、なんと私にも用意しているというではないか!思いがけない展開に、しばし頭が真っ白になった私。実は出発前にKawasemiにゼノアチューンエンジンが送られてきて、既にそのパフォーマンスは、トシゾー店長のドライブで実証済み!更なるパワーユニットを手に入れたことで、俄然、気合いが入る。
 
その後、手荷物で持っていくパーツ類を選んだあと、私たちの車に貼るデカールの製作にとりかかった。さいとうさんがインクジェットプリンターで鏡像印刷したフィルムに両面テープの台紙を貼るというものだが、フィルムを台紙にどうやって貼るかでトシゾー店長と早くも仲間割れ状態のチーム FG Japan。結果はトシゾー店長の勝利に終わり、25時過ぎまでかかってようやく終了。ホテルに帰り、爆睡した私であった。

 
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