KS-Guyの「バリバリRC伝説」

LAP26F1GP開幕戦を振り返る Vol.6

いまだから言うけど、本当のところフロントカウルを割ったのはレース中ではないんです。実は、平日の17時から先にテスト走行させていたときに、どうも1コーナー付近、そして最終コーナー付近で自分の意に反した動きをするようになったので、コントロールタワーから降りて、パドック前でチェックをしている時、急にステアリングが切れなくなり、ピット前の縁石に激突!その時に割れてしまったのでした・・・。顔面蒼白になりながらも、「もしもこれが全開走行でノーコンになっていたなら、今頃はボディはこなごなになっていたかもしれない・・・」。、龍の塗り師さんには、申し訳ないのですが、大事に至らずよかったと思うしかなかったのでした・・・。原因は、とうちゃんに作ってもらったスイッチの断線。ボディとスイッチのハンダで固定した部分が振動で擦れ、断線しかかっていたのでした。

そこで普通のスイッチに変更して今回のレースに臨むことにしたのですが、今思えば、「レース当日は雨が降るから、ノーマルのスイッチに戻しとけ!」と神様がそう教えてくれたのでは・・・と思えるのです。レース前日の土曜日、とうちゃんはスイッチ部分のハンダ付けをやり直してくれ、さらにシリコンで固定並びに干渉する部分にガードまでしてくれていたのでした。本当に感謝です。

さて、破損したフロントカウル、そして壊れたステアリングサーボ。昨年の私だと、文句無しにここでリタイヤという物語になっていたであろうが、今年は違っていたのだ。全ての予選が終わり、決勝が始まる昼休みの間、かすかな望みを持ち、水に濡れた受信機からコネクター部分を外し、全ての接触部分をティッシュペーパーで水を拭き取り、十分乾かしたのち、再度つないで祈るよう気持ちでプロポを動かしてみると・・・動くではないか!壊れたと思ったサーボは、死んでいなかったのだ!昨年とは違う展開に喜ぶ私。「決勝レースを走ることができるんだ!」。

F1の予選2回目は、レポートのとおりBAR=Kさんが見事な走りでTQを獲得。2番手にはかろうじて私。3番手に
5zigen=金さん。4番手にJordan=JINくんという結果となった。私としては予選が何番手であっても関係なかった。だって決勝レースを走れる喜びの方が大きかったのだから。

さて決勝レースとなれば、チャレンジカップだけのレギュレーション、そうタイヤ交換が待っている。このレギュレーションが発表になった時、私は「あだたくちゃん」にピットクルーをお願いした。でもレース当日、どうしても受けなくてはいけない講習があるとのことで、これは自分がやらないといけないかもと思っていたら、レース前日、博多のまっちゃんが「KS!オレがタイヤ交換、やってやろうか?」と声をかけてくれた。「本当っすか?よろしくです!」と私。で、決勝が始まる前に、前日KEIさんが宴席で「タイヤが外れにくかったら、ハンマーでコンコンと叩けばいいよ!」って教えてくれたのをまっちゃんは聞いてくれていて、自分のハンマーを貸してくれたのだ。何て心やさしい人なんだろう!

このまっちゃん、
STOCKクラスでは並みいる強豪を抑え、見事ぶっちぎりのタイムでTQを獲得!決勝レースでは残念ながら上位進出できなかったけど、1:5界にはなくてはならない存在の一人。そのまっちゃんに試しにタイヤ交換をやってもらうことにした。

ツーリングに比べ、F1のタイヤは外れにくい。ツーリングも最初は固いのだけど、走らせていると簡単に外れるようになる。でもF1のタイヤは簡単には外れないのだ。「これ、外れんちゃよ!無理矢理やって壊したりしたら、おまけに人の車やしね・・・」とまっちゃん。私はそこまで気遣ってくれるまっちゃんに申し訳なく思い、自分でやりますからと告げたのであった。

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