いよいよF1クラス第3戦の決勝レースが始まる。グリッドにはRothmansを先頭にFerrari、Jordan、Williams
BMW、BENETTON、BAR、CANON Williams、そしてJaguarと九州を、いや日本を代表するペインターたちの魂が宿った各車が勢揃い。そしてその脇に立つのは、カラフルなのチームウエアを着込んだコスプレ野郎たち。チームJordanは、アレジと親方がイエローのピットシャツを着込んでいる。Williams
BMWのモリトーヤンの頭には、何とBMWのマークが!金曜日の夜、奥さんに頼んで髪の毛をカットしてもらったという。チームBENETTONは、レースクイーンが登場し、パラソルをさしている。Canon
Williamsのバットマン・ディフューザーに見入るドライバーたち。そう、コスプレ野郎の私たちにとっては、最高の気分である。「あんたら、本当、病気やで!でも、かっこいいよなぁ・・・」とはTSURUちゃんの言葉であった。
ドライバー&チーム紹介が行われる頃から、降らないはずの雨が落ち始めた。そう大きな過ちのひとつ、私がコース整備をすると雨が止むというジンクスは、よくよく考えると、晴れるのはその翌日のことで、コース整備をしたその日には、また雨が降るということをこの時点で思い出した。「どしゃぶりにならなければいいけど・・・」。一抹の不安を抱えながら、コントロールタワーに立つ。ピットクルーの手によりエンジンが始動され、2分間のウオーミングアップ走行に入る。
テールランプを点灯したRothmansを先頭に、9台のF1は、きれいに編隊を組み、前後の間隔を保ちながら、ウオーミングアップ走行を続ける。先頭を引っ張る私は、スローペースで走りながらも、路面の状況を確認するため、時折、コーナー出口で意図的にラフにスロットルを握ってみる。ラインをはずさなければリヤが流れることはない。「よっしゃぁ〜!心配はない。いけるでぃ!」そう確信したのであった。
ウオーミングアップ走行が終了し、スタート前のフォーメーションラップに入った。この日のスタート方法は、グリッドスタートではなく、カートでおなじみのローリングスタート方式。9台のF1はタイヤのグリップを保つため、蛇行しながらゆっくりと走り、最終コーナーをクリアすると、左右に分かれ、ホームストレート中央付近に立ったフラッグマン横をすり抜ける。フォーメーションラップ3周目、最終コーナーをクリアし、ホームストレート中央付近に差し掛かったところでフラッグが振られ、レースがスタートしたのであった! |