SW野郎の「コテコテRC日記」

SPKビッグサイズレース参戦記
(レース当日・フリー走行)

レース当日の朝方降り出した雨も、ホテルを出る頃にはあがり、クラッシャーさんの先導でSPKに向かう。コースに到着し、路面を確認。水たまりはないものの、いくつかのコーナーはウエット状態。その路面にあわせたセッテイングを考えるものの、実際に走らせてみないと分からない。早速、タイヤウオーマーでSX4、SX2のタイヤを温め始め、車に登載したバッテリーも充電開始。参加台数はツーリング5台、F1が4台。それぞれツーリングクラスとF1クラスの2クラスに分けて行われる。

コースレイアウトは昨日とは異なり、左回りから右回りへ、そして高速型に変更されている。それにともない、予選前に1時間のフリー走行。その後、1周のベストラップで争う10分間の予選を2回行い、
 決勝レースは各クラスとも50周で行われることとなった。フリー走行前、フロントのバネをバイトレットからイエローに変更。その訳はRの大きいコースになったことで、フロントが敏感な動きをするよりも、マイルドな方がいいと思ったからである。

9時になり、地元SPKのF1勢、そしてチームAMJの面々がフリー走行に入る。私は、普通だったら我先にとコースインして、誰よりも長く車を走らせるのであるが、この日に限っては、路面が半ウエット状態であるため、他の車がどんな動きをするか、またどのラインを走っているかをチェックしたかったので、しばらくパドックから様子を見る。

1コーナーをクリアしたところで、スリップするマシンたち。長いバックストレートから高速コーナーを抜け、右のインフィールドに入るあたりで、失速、あるいはオーバーランする車あり。このあたりをいかにスピードに乗せたままクリアできるかが勝負の分かれ道になりそう。

10分ほどで、路面も乾き、マシンが1コーナーでスリップしなくなったのを確認して、エンジンを始動する。入念に温めたのち、プロポの電源を入れる。が、しか〜し!プロポが9.4Vしかない…。案の定、車をピットレーンに置き、コントロールタワーに上がると同時に、電欠を表すアラームが鳴り始める。さすがトシゾー店長の血を引くKawasemi.Jrの一人だと思うと、今でこそ笑えるが、その時は正直焦った。

予定では10分ほど走らせたのち、タイヤの交換、そしてバネやダンパーオイルの変更を考えていたので、全く走らせられないとなると一大事。とりあえず、5周ほど走らせようとコースインする。ウオーマーで十分に温められたタイヤは、スタート時からバリバリのグリップを発揮!心配した1コーナーでも、確実に路面を捕らえながらストレートを立ち上がっていく。高速コーナー、そしてインフィールドへ。しかし思ったようにフロントが入ってこない。かなりアンダーステアが強くなっている。あわせてバネを変更したのが原因で車高が下がり、ボディのフロント部分が地球に干渉し、ガリガリ言わせながら走っている。

おまけに「ありゃ、前からこてつさんの車が来る!!」あやうく正面衝突しそうになる。「コース違うでぇ!」とクラッシャーさんが叫ぶ。ごめんなさい、こてつさん。とりあえずコースを覚え、5周ほど走らせ、ピットイン。

急いでパドックに戻り、車をマンダム・スタンドに乗せ、タイヤをウオーマーで温めると同時に、プロポを充電しようとコードを捜す。が、しか〜し!充電用コードを持ってくるのを忘れたぁ…。セッティング中のYNさんに「3PJの充電用コード貸してぇ〜!」とお願いする。「このせわしいのに、何やねん、ボケぇ!」と思われたかもしれないけど、快く貸してくれたYNさん。渡されたコードは、二股になったコード。「そうじゃぁ、バッテリーをプロポからはずせば、このコードでも使えるんだ」とその時分かった私。「すんません、これじゃったら持ってます」と丁重に返した(かなぁ?記憶にない…。ごめんなさい、YNさん)。プロポの充電を開始。あわせてフロントの車高を上げるため、バネのテンションを5mmほど強める。

9時30分過ぎにプロポはフル充電状態ではないものの、再度コースイン。 ボディは干渉しなくなるものの、コーナーでフロントが入ってこない。Kawasemiのコースでは、フロントのバネがバイオレット、イエローの差はそうまで分からなかった。だからここまで昨日と違うのは路面の状況が変わったからだと思うものの、もう一度、バイオレットに戻そうとピットに入り、パドックに戻る。 この時点で9時45分。フリー走行は10時までだから、あと1回は走らせられる。

タイヤにウオーマーをかけ、プロポの充電を始め、フロントのバネを交換し、さあ、走らせようとした時、 「選手は、エンジンを停止してください。天候が心配されるため、予定を繰り上げ、10時から予選を開始します」とのアナウンスが。結局、フロントのバネを変えた車で走らせることなく、予選を迎えたのであった。  
 
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