SW野郎の「コテコテRC日記」

SPKビッグサイズレース参戦記
(レース当日・予選その1)

まずはツーリングクラスのスタート。ピットから一番先に飛び出す私。ウオーマーで温められたタイヤは、スタート直後からグリップし、1コーナーを過ぎ、長いバックストレートへ。ここで異変?に気づく。「エンジン吹け切ってるんじゃ?…」。

ピニオン24枚だとKawasemi.Jrの長いホームストレートでも吹け切ったことはなかったのにどうして?エンジンがおかしい? いろいろ考えてもしょうがない、集中して車を走らせなきゃ!

フロントのバネをイエローからバイオレットに代えたことで、フロントが入ってくるようになる。ここまで実感できるとは、正直思わなかった。エンジンが噴け切ることを除いては、ほぼベストな状態!あとはドライバーである私次第だ。店長のアナウンスでは私は25秒前半のタイムで、暫定トップ。

しかしすぐさま、HARMを駆る地元の嶋野さんが24秒台に乗せ、トップに立つ。私とのタイム差は約コンマ5秒。タイヤウオーマーを使った私のタイヤがこれ以上グリップが良くなることがない代わりに、嶋野さんのタイヤはますますグリップが上がってくるはず。

これを詰めるには、インフィールドで速く走らせなきゃ!って思うものの、気持ちばかりが先走りし、コーナーで突っ込み過ぎ、ベストラインを大きくはずしてしまう。「集中じゃぁ!集中!」と自分に言い聞かせながら、車を走らせる。

嶋野さんは、コンスタントに24秒台で走っている模様。私も24秒台に突入する。野田さん、YNさん、こてつさんもペースアップ。そして嶋野さんが24秒27というベストラップを記録!この時点で私とのタイム差は、コンマ4秒ほど。

7分を過ぎたあたりから、左のシケインに突っ込む際に、リアが流れだす。これは明らかにタイヤに頼った走り方をしてるから、タイヤがダレてきてしまったのだ。突っ込みすぎず、転がすように、車を見ながら、集中して走らせる。

8分を過ぎた時点で、この予選で一番の走りが出来た。「これはどうだぁ?!」とアナウンスを待つ。何と嶋野さんと同タイムの24秒27を叩き出す。 結局このタイムがベストタイムとなり、予選1回目は、嶋野さんと私が同タイムで並んで1位。3位はYNさん、こてつさん、野田さんと続く。    

昨日の時点では、目標としていた嶋野さんのタイムに到底及ばなかったものの、何とか並ぶことができた。パドックに戻り、予選2回目に向け、準備を始める。

まずタイヤ。昨日は全くダメであったSX3であるが、SX2が後半ダレてきたことで、 もしかすると使えるかも知れない。でもダメだった場合を考え、SX3とSX2のリヤ用タイヤにウオーマーをかける。YNさんが、私に「ピニオン何枚使ってるぅ?24枚じゃ噴け切るやろう?どないするぅ?」と問いかける。「やっぱそうでしょ!そうですねぇ、25枚ですかねぇ。でも私23はあるけど、25持ってきてないですもん…」。と、ここで思い出した。3月のホクセイに遠征した際に、確か買っていたはず! 工具箱やスペアパーツの箱を捜してみる…あったぁ! さっそくピニオンを交換する。

ストレートの伸びはあるが、コーナーの立ち上がりは遅くなる。そのどちらを優先させるか?!私はストレートの伸びを選んだ。コーナーの立ち上がりも、握りすぎてタイヤが空転していたはずであるから、
ピニオンの枚数を増やしたことが、好結果につながると思ったからである。

その間に行われたF1クラスの1回目の予選で、藤川さんが何と23秒台に突入するタイムを叩き出す!やっぱエキスパートの走りは違う。見ていてきれい。減速するところは十分減速し、アクセルを入れるところではきっちり入れてくる。メリハリの効いた走りを目に焼き付け、予選2回目に挑む。

タイヤはリヤをSX3にチェンジ。コースオープンのアナウンスと同時に1コーナーめがけて突入!そのままバックストレーとを駆け抜け、高速コーナー、ヘアピンへのアプローチで、リヤが流れた!フロントタイヤにはウオーマーをかけていなかったから、フロントタイヤのグリップはリヤよりもないはず。でもどうして?やっぱりSX3じゃダメなのか? 5周ほど走らせるが、リヤが流れてしまい、とてもじゃないが、タイムを縮めるどころか、車を壊してしまうかもしれないと思い、予選途中にも関わらずピットに車を入れた私。

急いでパドックに戻り、ウオーマーで暖めていたSX2をリヤタイヤに装着する。この時点で残り6分少々。コントロールタワーに駆け上がり、車をピットレーンからコース内に入れる。やはりタイヤを交換したのは正解だった。リヤは確実に路面を捕らえ、車を前に押し出してくれる。エンジンもピニオンを25Tに代えたことで、裏のストレートは吹け切ることなく、直線スピードも速い!インフィールドでも24Tから25Tに代えたことによるデメリットは感じられず、予選1回目よりもいい感じである。タイムも24秒20を切り、よし!これから!と思った頃、嶋野選手が、何と23秒台に入れてくる。しかもタイムは先程の予選1回目で藤川さんが叩きだしたタイムよりも上を行っている!

そのアナウンスを聞いて、冷静さを失った私。タイムを縮めようとしてオーバースピードでコーナーに進入し、結果、立ち上がりが遅くなり、思うようにタイムを縮めることができない。1コーナーのシケインではリヤが暴れ、危うく自爆しそうになる。

非情にも「残り時間1分です」のコール。この周回も途中でミスしてしまい、タイムを縮められない。「残り時間30秒! 大分のイトウ選手。これがラストの周回でしょう!」と店長のアナウンス。絶対絶命のSW野郎。果たして奇跡の大逆転劇は起きるのだろうか!!
 
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