泣いても笑っても、タイムアップまで30秒を切ったところで、コントロールタワー前を通過。ラスト1周だけのタイムアタックに入る!
コントロールタワー前を通過すると、高速シケインが待っている。ここのラインはよく覚えていない。タイヤのグリップ任せだったように思うが、リヤがダレてきたのは分かっていたので、進入するスピードよりも、脱出するスピードを重視。リヤにトラクションをかけながら、次のヘアピンをインベタで回り、車が出口に向いたところで、グワっと握るのではなく、微妙なアクセルワークでトラクションを逃さないように、長いバックストレーとを立ち上がっていく。
バックストレートエンドでは、ブレーキングしながら車を右方向に向けると同時に、アクセルオン。クリッピングを置くにとり、路面のバンプに捕まらないようにラインに乗せて加速するものの、右上のヘアピンを小さく回るためには、かなり手前で減速。山から出ているでっぱりあたりから向きを変えはじめヘアピンをクリアし、インフィールドへと進入する。アウト側から微妙なアクセルワークで左のフロントタイヤを縁石にかすめるように、そして外側の縁石にあたるか、あたらないかぐらいの気持ちで加速していく。
続く正面のコーナーはあまりグリップしていなかったように思う。もしかして登り坂になってるためか、車が転がってくれない。だから突っ込みすぎると、どアンダーとなり大きく失速するので、できるだけ小さく回れるように、ここでも微妙なアクセルワークを心がけ、出口を向いたところで、徐々にアクセルを入れていく。次のコーナーも難しかった。手前のトンガリのどの位置にクリッピングを持っていくかで、最終コーナーへの進入角度、そしてスピードが全く変わってくる。かなり奥側にクリッピングをとり、最終コーナーへ。最終コーナーではクリッピングを手前にとり、小さくターンするように心がけ、あとはコントロールラインに向かって走るだけ。「行け、行け、行けぇぃ!!」
オーバースピードで高速シケインに進入した車は、リヤのグリップを失い、スピンしながらホームストレートを仕切っているタイヤに吸い込まれるように止まった。「おっと!イトウ選手、最後の最後で大逆転!!タイムは、23秒64!嶋野選手を100分の4秒押さえ、TQ獲得ぅ〜!!」 |