SW野郎の「1:5世界選手権参戦記」

世界戦最終日編〜セミファイナルその1

私とtamaさんがピット内に入る。上を見上げるとコントロールタワーに並ぶ蒼々たるドライバーたち。ここは世界戦のセミファイナルの舞台なのだ!もう鳥肌が立つような思いの私。緊張の度合いが増してくる。が、しか〜し!ここで思いもよらぬ事態が発生!

EPカーでは、かの広坂選手と激しいバトルを展開しているベリーベーカー(USA)が、トシゾー店長に向かって「イチバン スケベェ〜!」と大声で叫ぶ!これにはトシゾー店長も、私もtamaさんも「な、何〜!?」。これだけじゃなく、放送禁止用語も飛び出すベリーベーカー。思わず「あんたなぁ〜!」。
 
緊張感がほぐれ?いよいよエンジン始動。まっさきにコースに出すべく、ピットロードの一番前に車を置く。コースオープンし、2分間のウオーミングアップ走行に入る各車。トシゾー店長の車を目で追うが、車の動きがおかしい!やはりタイヤの選択ミスか!?2周、3周とラップを重ねるも、リヤタイヤがグリップしない。「これはタイヤ交換になるよね?」とtamaさんと二人で顔を見合わせる。ウオーミングアップ走行1分を切った。「ここで入ってくるやろ!」とtamaさん。しかしトシゾー店長は入ってこない。もう1周様子を見るのか?でも次に入ってきても絶対にスタートには間に合わないぜ!
 
でもピットロードに入ってきたトシゾー店長。スタートまで残り40秒。「リヤをSX3に替えて〜!」と上から叫ぶ。もうピットではハチの巣をつついた状態!打ち合わせどおり、tamaさんが、ピットロードからテーブルに車を載せる。私はホイールレンチを持つ手が震えながらも、タイヤを外しにかかる。が、しか〜し!ナットが回らない!それもそのはず。渾身の力を込めて締め上げ、その上、高強度のロックタイトを塗ってるんだから!

もうその時の心境といったら・・・言葉にはできない!後から言われたけど、私はタイヤとホイールレンチを一緒の方向に回していたと言う。「落ち着け〜!SW野郎!」とトシゾー店長が声をかけてくれるが、落ち着いていられるかいってんだ!「こなくそ〜!外れやがれ!」。やっとの思いでタイヤを外す。ここでtamaさんの出番!リヤタイヤにSX3を装着する。
 
「がしっ!」。何と1発で入れた!

1:5をやっている人だったらわかるだろうけど、慣れないとなかなかタイヤを入れることはできない。ヘタをすると入れるだけでも1分以上かかってしまうこともあるのに、tamaさんはいとも簡単に入れてしまった!「すげぇ〜!tamaさん」。感心している場合じゃない。渾身の力を込めて締め上げ、反対のタイやを外す。

「がしっ!」。今度も1発で入れた!

さすが〜!tamaさん」。ここで焦って締め足りなかったら何のことかわからない。両方のタイヤを確認し、車を出そうとコースを見ると、無情にも全車スタートした後だ!トシゾー店長がコースに入った時には、トップは間もなくコントロールラインを通過するほどの差がついていたのであった・・・。


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